先日、アパレル業界の実店舗で働く知り合いに聞いたのですが、売上のいい店舗は必ずと言っていいほどバックヤードがきれいに整頓されているそうです。


なるほど、バックヤードが整頓されていれば、接客中にお客様が希望のサイズやカラーを探し出して戻ってくる時間を短縮できるし、何よりも「バックヤードがきれい=モノがきちんと管理されている」ということになります。


モノがきちんと管理されているということは、商品の回転率が月イチで出されたデータでだけ見るのではなく、人間の目で常に意識づけられ、不良在庫などが嫌でも目に付くということになるのではないでしょうか。


雑然とした倉庫の中で、何だかわからないけど売れ残った商品が隅の方で山積みになっていると、なかなか中身を確認するのにも腰が重くなります。でも不良在庫がたまってくると、キャッシュフローが悪化して新商品の仕入れにも影響が出ますし、そうなると当然売上にも響いてきます。


アナログなようですが、一度自分のショップのバックヤードがどうなっているか、確認してみてもいいですね。



ちなみに以前、自分が店長をしていた時、商品のピッキングをもっと時間短縮したいと思って考えた、ほぼコストゼロでできる試みを書きますが、そこそこの効果が出ました。それは、商品の箱や置いてある棚に、商品カテゴリや商品名を書いた大きな名札を張り付ける。可能であれば何回もマジックで書いて消せる、表面がなめらかな素材を両面テープなどでくっつけてください。


毎日ピッキングをしていると、大体の商品の場所は頭に入ります。

で、自分がやっていた商品の探し方は以下のような感じでした。


1.目当ての商品が置いてある大体の場所にいく

2.大体の場所で箱や棚を3~4箇所調べると見つかる


こんな感じ、いたって普通です。

でも大きな名札をあちこちの箱や棚に張り付けてみると、大体の場所で調べていた箱や棚の数が半減したのです。


この「半減」というのが大きい。

一日の作業の中で何回かピッキングを繰り返すと、この半減が積もり積もってかなりの時間・ストレスの軽減になりました。しかも、あまりピッキングをしないスタッフでもすぐに商品を見つけられたのです。


ただ、こう言うのも何ですが、当たり前すぎて別に改めて大げさに言うほどのことでもありません。



しかし、いくつかの店舗さんではピッキング作業の際、長い時間をかけてひとつの商品を探し回っている姿を見かたのもまた事実です。

2010年12月の売上、本来なら11月より上回って年末最後の大仕事、となるはずが


あれ‥11月よりも売上が少ない!?


そんなショップさんも多いようです。その共通点としてあげられるのが、


月初でとにかく数字が上がらなかった


そう、月初の一週間がとにかくつらかったそうです。



そこで12月の動きを聞いてみると、年末の企画が動き出すのが10日以降、遅いショップさんでは15日以降に、メルマガやサイト内でセールを色々とアナウンスしだしています。

でも他のショップさんは、12月の第一週の時点でもうバンバンセールをしています。

他のショップでお金を使われる前に、自店舗でお買い物してもらおうとギンギンです。



12月、売上が伸びなかったショップさんは、その月初の段階で他のショップさんに勢いで負けてしまった感じが強いです。



年末商戦の時期が年々早くなっているのは、昨年よりも前からずっとそうなので、今、自分がお仕事をさせてもらっているショップさんには11月末の段階で準備は終わらせてもらっていました。

12月入ってソッコーでメルマガ攻撃です。


月半ばには販売系の仕事はある程度やりきってしまい、売上目標もクリアできそうな感じにまとめておいて、後半は顧客対応・梱包・発送をの作業をバシバシ手伝う、というのが理想ですね。



それに年末は忙しくて焦っているお客さんも多いので、年内の営業日ギリギリでも神速顧客対応とかしてあげると、結構ポイント高いです。



来年以降、さすがに年末商戦が11月まで食い込むと、季節感がなんかおかしくなって売り方も難しくなるだろうから、しばらくは12月すぐセール始動、という形が続きそうですね。