とってもありがちな


・メルマガを書く時間がない

・メルマガで何を書いていいのか分からない


なんて声。

これはショップを健全に運営していると、そもそも起こりえない状況なのです。


それはなぜか──


通常、ショップでは常に商品の入れ替え・追加を行っていかないといけません。これは実店舗も同じです。

ちなみになぜ商品入れ替えや追加を行わなければならないのかは、説明するまでもないと思うので割愛します。

季節に合わせた商品、新機能を持たせた商品、既存のものに改良を加えた商品‥

とにかく、よりショップの売上を伸ばそうと思えば、自然と様々な商品が追加されることになります。


そして商品が追加されれば、紹介をしなければいけません。


となるとまずメルマガ。


トップページにバナーを貼るのも必要ですが、まずはメルマガで紹介しないと通常、話になりません。

せっかく追加した商品も動いてくれないと無駄になります。


そうです。



もし商品開発がきちんと行われていれば、

メルマガを書く暇がない、書く内容が思い浮かばない、なんて事を言っている余裕はないのです。



文章がどうだとか、体裁がどうだとか関係なく、とにかくメルマガを書かざるを得ないのです。

とにかくメルマガを書いて紹介して少しでも商品を動かさないと、在庫がたまりまくってバイヤーに怒られます。



「でもメルマガ書くのに追われるくらい商品の仕入れをしていたら、キャッシュが足りない!」



そうですよね。確かに在庫ばかり増えてもしょーがないです。

でも、今までメルマガに書いたけど、あまり反応がなかった商品って必ずありますよね。

そういう商品たち、前回とは違った形で紹介はしましたか?


キャッチコピーを変える、説明を変える、文章の体裁を変える‥などなど。



1回のアプローチで売れなかった商品を別のアプローチで売り込む──

それでも売れないならまた別のアプローチを考える──


そもそも販売とはそういった仕事です。



過去にあまり動かなかった商品でも、他の商品と組み合わせてセット販売すると売れるかも知れませんし、少しのセールで売れ出すかも知れません。



メルマガなんて、書かなければいけないことはいくらでもあるのです。



「メルマガ書いても売れないよ!」 ‥それは単に売り込み文句の試行錯誤・工夫が足りないのです。


「書く時間がない!」 ‥商品が動いていないのなら仕事の優先順位を間違っています。



さあ!

これで書かない理由、書けない理由がなくなってしまいましたね。



グッドラック!

前回の制作関連に引き続きもうひとつ。


これもよく聞く声のひとつですが、



新しくページ作成を依頼しようとするけど、忙しそうなので気を遣って言い出せない



「すぐですか?今、すっごい仕事たまってるんですけど」


そんな返事されると怖くて尻込みしてしまいますよね。

でもお願いしないわけにもいかない。そんな困った場合にオススメの方法です。



まず、関係するスタッフがすぐに目が届く壁の位置にホワイトボードを設置。


そして制作スタッフの当日または週間スケジュールを書き込みます。


例)

10:00~12:00   新商品○○ページ制作・アップ

13:00~14:00   ■■ページ修正

14:00~15:30 メルマガ制作(×月△日分)

15:30~17:00   □□特集 バナー・ページ制作


こんな感じです。

これをいつでも見ることができる位置に置いておくと、たとえば記載している項目の中で、優先度が低いと思われるページを後回しにしてもらうようなお願いができるんですね。



「この■■のページ修正、急がなくても大丈夫と思うからどこかに差し替えて、▲▲のページ作ってもらうのは可能?多分、同じ1時間くらいでできると思うけど‥。」



同じようにページ制作をお願いするにしても、ずいぶんと違うと思います。デザイナーがスケジュールをいちいち確認するためにどこかのフォルダを開く必要もないですし、お願いする側もデザイナーがどう忙しいのかより分かりやすいです。


デザイナーも予定時間よりも早く作業が終わればどんどん更新する。

周囲もどの依頼がどこまで進んでいるか、わざわざ気を遣いながら確認する必要もなし。


超アナログですが、ストレスフリーな環境を作るにはもってこい。

デザイナーが1~2人であれば複数の環境で実証済です。



このスケジュールを当日・週間・月間なのかは自由ですが、まずは当日分からでいいのではないでしょうか。なれれば週間、といった感じで。



また、



「お願いするときの制作時間の目安がわからない」



という意見も多いですが、これははっきり言って慣れです。

分からなければその都度、デザイナーにざっくりとした目安時間を確認してください。


しばらくすればなんとなく分かってきます。



でも、依頼する側はなるべく多く情報を与えてあげたり、おおまかな構成も考えてあげてくださいね。



「こんな感じの構成のページで、キャッチとか文章はこんな感じ。使う写真はピックアップして後で渡すけど、デザインおこすのにどのくらい時間がかかりそう?」



なんかイイ感じの会社でのやり取りみたいに聞こえますね。

今日は月商数百万円のショップさんによく見られるボトルネックのひとつ、制作スピードについて。


作りたいページ、修正したいページはたくさんあるけど、なかなか進まない。


そんなショップさんも多いかと思います。



月商で数百万円くらいのショップさんだと、Webデザイナーを置けるのはせいぜい一人くらい。

もし他に制作をできる人間がいないと、全ての制作作業がその一人に集中します。

そして、その制作作業が効率的に行われないと、ショップの成長が完全にそこで止まってしまうんですね。



で、制作スピードがボトルネックになってしまっているショップさんのWebデザイナーに、普段どういう感じで制作依頼をされるのか聞いてみると、ほとんどが


「新しく○○のページ、作っておいて~」


と、ほぼ丸投げに近い依頼方法になってしまっています。



実はこれ、Webデザイナーにしてみると非常に困る依頼方法なんですね。




店長さんやマネージャーさんからしたら、


「自分はデザインの事が分からないから、デザイナーの感性に任せている」


という理由があるようですが、Webデザイナーからすると、各依頼に対する力の入れどころが全く分かりません。



・本当はどれを優先すべきなのか?

・それぞれどのくらい時間をかければいいのか?

・そのページで最終的にどんな結果や売上を得たいのか?



完全お任せスタイルだと、こんなことも考えながら制作しないといけない上、そのページいかんによって売上が左右されるということは、Webデザイナーにとっても物理的・精神的な負担が大きくなります。


上記の項目を理想的にこなすには当然、ショップの短・長期的な販売戦略、直近のイベント計画、商品入荷状況など諸々の事情を考慮しないといけないし、更にページのクオリティを上げようと思えば、アクセス解析や売上データ分析も必要になってきたりもします。



じゃあこれ全部Webデザイナーにしてもらうの?って言うと、そりゃあ無理がでてくるのは当たり前です。

制作作業をサクサク進めるのは難しいですよね。



ではどうすればいいのか?



少なくとも、Webデザイナーに依頼する側の人間は、


どんなレイアウト・キャッチ・文章を載せるか、納期と求める結果や意図


など、なるべく細かく情報を与えてあげます。

他ページのバナーの配置なども一緒に考えてもいいですね。

その方が絶対に制作スピードは上がりますし、負担もかなり軽減されます。


Webデザイナーさんにもよりますが、大抵は情報をより多く与えてあげた方が制作に集中できます。


あと、制作物の結果に対しての責任をシェアすることによって、精神的ストレスも軽くなります。


もし制作スピードがボトルネックになってなかなか前へ進まない場合は、一度デザイナーと依頼方法を話し合ってみてはどうでしょうか。




自分はデザインが分からないから、Webデザイナーの自主性に任せる!はマチガイ


完全お任せスタイルでは、ショップとしてのデザインノウハウが蓄積されるスピードも上がりません。

デザインの背景にはマーケティング、データ分析、店舗計画などあらゆる要素があることを理解して、デザイナー以外の人間も最低限のデザイン感覚を養う必要があります。


デザイナーに自主性を求めることを、自分の負担軽減の逃げ道にしないようにしましょう。