理念型という基準
今回は少し専門的・原論的な内容です。
見えないものを見える化するツールをひとつ。
「理念型」とは、社会学の永遠の巨人、マックス・ヴェーバーが掲げた概念。
定義:
(1)フィクション。合理性が完全に実現された状態。ある特徴が完全に実現された状態。
(2)現実を認識する道具。現実との比較によって、現実を認識する。
(3)規範的意味は無い。「理念型に描かれた内容を実現すべき」という意味を持たない。
「モデル化」と同義。
つまり、本質を一筆書きすること。単純化。
世の中単純なはずないが、本質をシンプルに認識するのは大変価値がある。
心の中に、本質を揺れないようにする。感覚って、揺れるから。
佐藤可士和さんが語ってたのが、
「全部感覚に頼ってばかりだと、average保てない。(結果が求められる仕事なので)当たり外れがあると困る。」