ニーズより、ウォンツ。
Needs(必要)はなかなか見つからないが、Wants(欠乏)ならすぐ見つかるのではないだろうか。
例1つ。
「充実感」。
ドイツワールドカップで昨日のドイツ対エクアドル。
ドイツが惜しいシーンで、監督が頭抱えた。解説曰く、
「監督の表情は、観客5万人、国民全員の表情と同じです。」
感情を抑えずに、思いっきり出せる幸せ・充実感をワールドカップは与えてくれる。
「感情を抑えず出せる幸せ」。
対照的な事が昨日あったから、ゴールに沸く観客の表情が余計に輝いて見えた。
それは、大学のゼミ。自分のレジュメ発表が昨日あった。
自分がプリント読み上げてる途中一瞬目をやると、参加者はうつろな表情をしていた。
確かに内容が堅いせいもあるが、自分が小まめに要約をイメージしやすく言うとか工夫はできたと思い悔しい。
人が感情押し殺し黙ってるとき、うつろな目してるとき、寂しそうなときはWantsの宝庫だ。
勉強って、後でわかっちゃうと「なぁんだ、そんなことか」と腑に落ちる。
世の中、大抵のことって、この「なぁんだ」でできてる。
しかし理解に辿り着くまで結構煙に巻かれるものだ。
そこにこそ、文章書くときに第一文で要旨がわかるように書く、小まめに要約付ける、映像資料用意する、とか工夫が生じる。
無から有を生み出すのだ!!
欠乏から、工夫を生み出すのだ!!
チャンスは数珠つなぎである。