前の日記で「眠れない!」って書いてたとおり睡眠不足やったんで早目に寝ようとおもったんですが、またもや眠れず・・・
しょうがないんで「酒でも飲むかぁ・・・」って夜中1時過ぎにコンビニに向かったのです・・・
夜中の寂しい住宅街。ふと気付けば十字路に蹲る人影が・・・
不審に思って近づくと近所に住むお婆さんでした。
このお婆さんは少し痴呆の症状が出てるみたいで、しばしば夜中にフラリと家を抜け出して家族を心配させてるという近所の人の話を聞いてたので僕は近づいて
「お婆ちゃん、何してるの?家の人が心配してるんぢゃないの?早くお家帰りなよ!」って話し掛けながら近づいたんです。
冬の夜中でアスファルトが冷たいにも関わらずペタリと座り込んだお婆さんに近づくと、その胸に鮮やかな紫色のドレスを着せてもらった古ぼけた人形を抱いてました。
その人形はフランス人形の様でもあり日本人形の様にも見え、古ぼけているにも関わらず奇妙な鮮やかさを持っていて何ともいえない不思議な印象を受けました。
そんな人形をしっかりと抱いたまま、お婆さんは身動きもせずに
「放って置いておくれ。コイツは家でずっと独りぼっちで邪魔者扱いされているから私が連れていってあげるのさ。」
って年の割りにはハッキリした口調で答えたので僕は「まぁ、ボケたお婆さんやしなぁ・・・」って思い、少し心配しつつもコンビニに向かったんです。
コンビニで買い物済ませた帰り道に先程おばあちゃんが座ってた十字路を通ると、今度はお婆さんの変わりに大勢の人と赤い回転灯を回した救急車とパトカーが止まってました!!
まさかと思い急いで駆け寄って警察官に「何か事件でもあったんですか?」って問い掛けると若いお巡りさんが、
「いやね、お婆さんが倒れているのを通りがかった会社帰りの人が見つけて通報してきてね。お兄さん近所の方?何か見てませんか?」って言うので、
「あの、それって紫色の人形を持ったお婆さんでしょ?」って聞くと
「うん?人形なんて何処にも無かったけどなぁ・・・どうやら亡くなってから死後2~3時間経ってるみたいなんだけど、その間のお婆さんが倒れてるのを見た人もいないし、家の人に聞いても『お婆さんが徘徊しないようにキチンと鍵も掛けてシッカリと見ていたの、にいつの間に家を出たのかまったく分からない』っていうんだよ。」っていう答えが・・・
その時何処からか聞き覚えのある声で
「私が連れていったのさ・・・」
という囁き声が聞こえたのです。
そこで僕の全身に物凄い寒気が走りました!
お婆さんが僕と話してる時、僕は少し違和感を持ってたんです・・・それは
「このお婆ちゃん、喋ってるにしては全く無表情やし唇も全然動かさないし不思議な人だなぁ。まるでこのお婆ちゃんぢゃなくて人形と喋ってるみたいだわ。」って・・・
怖くなった僕は急いで家に帰ったのですが・・・あの人形は何処へ行ってしまったのでしょうか・・・