昨年私が話題にしていた、岡谷市、川岸東地区にある洩矢神社に4日、お詣りしました。奉納された絵馬が、東方神風録関連のものばかりです。ほとんど、コミケットの世界です。もはや、参拝する人もいない、かと思いきや、やっぱり大きなバックパックを背負った若者が一人、いらっしゃって、この神社は、東方project色でイッパイなのでした。嬉しいような、何とも複雑な気分です。子供の頃の私にとって、この神社は神秘そのものでした。この社の中には、どんな神さまがいるのか?さらに鬱蒼としたその森の向こうには、どのようないにしえの、あるいは怪物のようなものも、潜んでいるのではあるまいか、
 トラウマが、ここにはあります。一度、社殿の右の巨木に、藁人形が釘で打ち付けられているのを発見したことがあります。小学何年のことだったか、一人でした。真底、恐ろしかった、その行為が、冗談なのか、それとも本気だったのか、勿論そんなことはわかりませんが、何せ、呪いの藁人形です、しかも、本物です、それを目にした時の恐怖と言ったら、今でもはっきりと覚えています。  
 あと、祭りの時、子供の相撲大会がありまして、飛び入りで参加したものの、あまりにもアッサリと負けてしまい、泣きながら母親の懐に飛び込んだことも。今は、良い思い出です。
 思うに、神社とか、神とか、神話、伝説とかには、こうした、強烈な原体験がともなっていることも、人間の精神にとって、必要ではないかと、思ってみたりするわけです。