6月22日から公開中

王の決断、臣の覚悟、そして民の命――
3人の男たちの
信念の先にある、未来とは。
生きる道は
心を捨てる
ことなのか――
国存亡をかけた
47日間の戦いを描いた、
真実の歴史大作。

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『天命の城』(6.22(金)TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー!)
坂本龍一よりコメント映像が到着!イ・ビョンホン&キム・ユンソクW主演映画『天命の城』




国の存亡を賭けた47日間の闘いを描いた、真実の歴史大作。
Introduction
天命を背負った男たちの生き様が、時代を超えて魂を揺さぶる。
清の軍勢12万人に包囲された、1万3000人の朝鮮朝廷は、進むことも退くこともできない孤立無援の“南漢山城”に逃げ延びる。生き残る唯一の道は、清の臣従に落ちること。恥辱に耐えて民を守るのか、大義のために死を覚悟で戦うのか。同じ国への忠誠を持つ、二人の家臣の異なる信念の闘いの末に、未来のために下した王の決断とは―。
リーダーである王の決断、臣の覚悟、そして民の平和。切迫した逆境で起こる、三人の男のスリリングでドラマティックなぶつかり合い。
国の天命を背負った彼らの誇り高き生きざまは、「いま、なにが民衆のための選択なのか」というテーマを我々に鋭く突きつけ、380年余りの時を経た現代社会に、深く共感できる大切なメッセージを伝えている。
朝鮮歴史上最も熾烈な「丙子の役」と呼ばれる闘い。その最後の47日間を、5カ月にも及ぶ極寒の中でのオールロケ―ションを決行し、初めてスクリーンに描いた感動の歴史大作。
清の軍勢12万人に包囲された、1万3000人の朝鮮朝廷は、進むことも退くこともできない孤立無援の“南漢山城”に逃げ延びる。生き残る唯一の道は、清の臣従に落ちること。恥辱に耐えて民を守るのか、大義のために死を覚悟で戦うのか。同じ国への忠誠を持つ、二人の家臣の異なる信念の闘いの末に、未来のために下した王の決断とは―。
リーダーである王の決断、臣の覚悟、そして民の平和。切迫した逆境で起こる、三人の男のスリリングでドラマティックなぶつかり合い。
国の天命を背負った彼らの誇り高き生きざまは、「いま、なにが民衆のための選択なのか」というテーマを我々に鋭く突きつけ、380年余りの時を経た現代社会に、深く共感できる大切なメッセージを伝えている。
朝鮮歴史上最も熾烈な「丙子の役」と呼ばれる闘い。その最後の47日間を、5カ月にも及ぶ極寒の中でのオールロケ―ションを決行し、初めてスクリーンに描いた感動の歴史大作。
最高のキャスティングとスタッフが集結!
そして、坂本龍一の音楽が奏でる感動の旋律
そして、坂本龍一の音楽が奏でる感動の旋律
清との和平交渉を突き通す大臣ミョンギル役には、『王になった男』以来の歴史時代劇の主演となるイ・ビョンホン。常に冷静沈着な善意のキャラクターを高潔に演じ、平和への熱い想いを深い演技力で伝える。大義と名誉を重んじて、徹底抗戦を貫くサンホン役には、『哀しき獣』など骨太なカリスマ性を魅せる、時代劇初出演のキム・ユンソク。激しく対立する大臣たちの間で苦悩する朝鮮の王を、パク・ヘイルが演じている。
監督は『トガニ 幼き瞳の告白』のファン・ドンヒョク。音楽は世界的巨匠、坂本龍一が韓国映画を初めて手掛け、現代的なシンフォニーに韓国の伝統音楽を取り入れ、物語の普遍的な感動と迫力を重厚なサウンドで盛り上げる。

一国の未来は、一瞬で変わる。
Story
1636年(仁祖14年)12月14日、清が朝鮮に侵入。「丙子の役」の勃発である。
清の12万の大軍が攻撃してくると、王と朝廷は南漢山城に隠れるが、敵兵に囲まれて城の中に孤立してしまう。
敵軍に完全包囲された絶体絶命の状況の中、朝鮮の未来を見据えた大臣たちの意見は激しく対立する。
平和を重んじ、国と民を守るために、清と和睦交渉を図るべきだと考える吏曹大臣のチェ・ミョンギル(イ・ビョンホン)。清と真っ向から最後まで戦い、大義を守るべきだと考える礼曹大臣のキム・サンホン(キム・ユンソク)。
清の12万の大軍が攻撃してくると、王と朝廷は南漢山城に隠れるが、敵兵に囲まれて城の中に孤立してしまう。
敵軍に完全包囲された絶体絶命の状況の中、朝鮮の未来を見据えた大臣たちの意見は激しく対立する。
平和を重んじ、国と民を守るために、清と和睦交渉を図るべきだと考える吏曹大臣のチェ・ミョンギル(イ・ビョンホン)。清と真っ向から最後まで戦い、大義を守るべきだと考える礼曹大臣のキム・サンホン(キム・ユンソク)。
主和派と主戦派。ふたりの意見の対立に挟まれ、王・仁祖(パク・ヘイル)の葛藤は深まる。軍事力は圧倒的に劣勢。そして、清が示した和親の条件は、王の息子・世子を人質に送れというものだった。サンホンたち主戦派はこの条件に猛反対し、城近くにいる兵たちを集めるべきだと主張する。だが城外の近衛兵たちに応戦を呼びかける檄文の手紙を届けるためには、敵の陣地も通っていかねばならない。
任務を受けた兵の一行は、敵軍に襲われ、乱戦で多くの命を失う。
民も馬も弱っていく城内。やがて城を囲む敵の数は増え続け、敵陣の包囲網は狭まり、檄文が届くかどうかの懸念も高まっていく。
サンホンは最後の作戦を提案。近衛兵と時を合わせ、開城して内外から同時に攻撃すれば、勝つのは不可能ではないと。城内の食料は残りわずか。近衛兵を召集する檄文が正月15日までに届かなければ限界である。
新たな檄文の手紙を届ける重大な任務に、サンホンは軍師ではなく、その誠実さに信頼を置く鍛冶屋ナルセ(コ・ス)を指名した。
そんな折、清の皇帝ホンタイジが清軍の陣地に到着し、朝鮮王朝に対して全面降伏を迫る。
降伏など受け入れられるはずがない、と要求を跳ね除けるサンホンたちに対し、無益な戦いを避けるべきという考えを貫くミョンギルだけは「逆臣」と謗られるのを承知で降伏を薦める。
「王様、彼らの言う大義と名分は、いったい何のためですか? まず生きてこそ、大義と名分があるのでは」
抗戦か、降伏か。鍛冶屋ナルセは無事に檄文を届けることができるのか。果たして朝鮮王朝の運命は――!?

天命の城
原題:남한산성
英語題:The Fortress
(2017年、韓国映画、139分、PG12)
監督・脚本:ファン・ドンヒョク
原作:キム・フン
プロデューサー:ハン・フンソク
脚色:ソン・ヘソン、キム・ヘゴン、キム・ホヨン、パク・チュンソプ、ホ・ジュンソプ
助監督:パク・シヌン
撮影:キム・ジヨン(C.G.K)
証明:チョ・ギュヨン
音楽:坂本龍一
美術:チェ・ギョンソン
武術:ホ・ミョンヘン(ソウルアクションスクール)
出演:イ・ビョンホン、キム・ユンソク、パク・ヘイル、コ・ス、ソン・ヨンチャン、パク・ヒスン、イ・デビッド、チョ・アイン、ホ・ソンテ、チョ・ウジン、キム・ボムネ、チン・ソンギュ、キム・ソヒョン、ユ・スヌン、パク・チイル、キム・ジュンギ、チェ・ジョンニュル、ムン・チャンギル、シン・ギジュン、パク・ノシク、ユ・ドッキョン、イ・ジャンユ、チャン・テミン、カン・ヒョンジュン、ハン・ドンウォン、ユン・ビョンヒ ほか
※ 「輝国山人の韓国映画」様のページから引用させていただいてます。
配給:ツイン

The Fortress
南漢山城
南漢山城は首都ソウルから東南側に約25キロのところにある。
2000年ほど前、百済を建国した初代王がここに城を築いたという記録がある。朝鮮王朝中期、光海君の時代に本格的に築造されたといわれ、以後も歴代王朝によって山城が改築され、その時々で重宝された。1636年12月に朝鮮王朝が清に攻められたときも、国王が籠城するという重要な歴史の舞台になった。城の中には守御庁を置いて官衙課倉庫、行宮を建設した。山城が築造され初めて施行された機動訓練に参加した人員だけでも12,700人といわれているが、現在城内に建物はほとんど残っていない。今も残る建造物には東、南門と西将台、顕節祠、演武館、長慶寺、池水堂、迎月亭、枕戈亭、高台などがある。そのうちの4大門と守御将台、西門の真ん中あたりの一部の城郭は、原型のままきれいな状態で保存されている。季節ごとに美しい景観を持った山城として有名で、石垣で築かれた南漢山城の周囲は約12キロあり、歴史的建造物は世界遺産に指定されている。ソウル市民にとっても、登山とドライブを楽しめる名所になっている。

THE FORTRESS Official Main Trailer for period action movie

解説: イ・ビョンホンとキム・ユンソクが主演を務め、坂本龍一が初めて韓国映画で音楽を担当した歴史大作。1636年に起こった「丙子の役」を題材に、韓国でベストセラーとなったキム・フンの同名小説を、「怪しい彼女」「トガニ 幼き瞳の告発」のファン・ドンヒョク監督が映画化。朝鮮に侵入した清の攻撃を避け、王と朝廷は南漢山城へと逃げ込んだ。冬の厳しい寒さと飢えが押し寄せ、外へ出ることも攻撃することもできない絶体絶命の状況下で繰り広げられた47日間の物語が描かれる。清に和睦交渉し、百姓の命を守るべきという信念を持つ吏曹大臣チェ・ミョンギル役をイ・ビョンホン、清と戦い、大義を守るべきと主張する礼曹大臣キム・サンホン役をキム・ユンソクが演じるほか、国王・仁祖役をパク・ヘイル、山城の鍛冶屋役をコ・スがそれぞれ演じる。(映画.com)
