写真家 アウグスト・ザンダー | エコーセンターのブログ

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先日サスーンの最新コレクションの

画像をいくつかご案内しました。

 

その中の”Function”は、

ドイツ人写真家の

アウグスト・ザンダーの作品に

影響を受けています。

詳しくは詳細のページ

ご覧ください。

 

 

今日は、

そのアウグスト・ザンダーに

スポットを当ててみましょう。

 

 

ザンダーはドイツの炭鉱で生まれ、

炭鉱会社のために働いていた

写真家の助手を務めたことから

写真の道に入りました。

 

写真家助手の立場で兵役にも

就き、以降写真スタジオを

共同経営するなど

写真一筋の人生を歩みました。

 

1920年代には

「進歩的芸術家の会」に加わり

人物写真で社会を記録するという

計画を始めました。

残念ながらこの計画は

とん挫してしまいましたが、

後年そのコンセプトを引き継いだ

「時代の顔」という作品を

出版しました。

 

時はナチスドイツ時代。

作品を軍に押収されたり

写真乾板が破壊された事もあり、

1940年代にザンダーは農村地帯に

転居。そのお陰で貴重なネガが

戦争で焼失せずに済んだそうです。

 

 

 

 

~作品の特徴~

ポートレートから

ドイツを構成している人々の

記録を作る。

そのために膨大な数の

撮影を行いました。

煉瓦職人、実業家、狩猟場の管理人、

学生、役人。その数は膨大です。

 

そこからザンダーが引き出したのは

それぞれの職業に従事している人々の

「一般的なイメージ」と「内面」の

それぞれの表情です。

 

 

 

 

いかがでしょうか。

最新コレクションを見る事も

大切ですが、

何から影響を受けたのかにも

興味を持ってみると

世界が広がると思います。

 

写真を含め、

芸術の受け止め方は

人それぞれ。

皆さんも色々なものに触れ

感性を磨いてくださいね。

 

 

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