ヴィダル・サスーンの命日 | エコーセンターのブログ

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5月9日はヴィダル・サスーンの

命日でした。

 

 

メイフェアでの修行の後

1954年にロンドンでサロンを

開店したヴィダルが後に

発表した『サスーンカット』は

現在の美容師や理容師の

基本技術になっています。

 

皆さんが学校で学ぶ

「髪の毛を切る際に頭をいくつかに

区画分けしてクリップ等でまとめ、

カットする分だけ取り出す」という

今や当たり前になっている技術。

 

では、それ以前はどのように

女性のヘアカットを

していたのでしょうか?

 

答えは・・・

レザーで毛を切り落としてから

シザーで毛先を整える。

 

今からでは考えられない方法ですね。

ヴィダルはそのような状況の中

世界で初めて女性のヘアカットに

ブラントカットを

取り入れた人なのです。

 

皆が「これが普通だ」と言って

レザーで髪を切り落としている時代に

自分のオリジナルの方法を編み出す

才能と勇気に敬服の念を抱きます。

 

 

カールなどが主流だった

女性のヘアスタイルの中に

突如発表されたサスーンの

鋭角なボブ。

当時の人々はそのモダンな出で立ちに

心底驚いたことでしょう。

 

美容や理容の仕事をされているならば

一度は本場でサスーンの技術に

触れてみて欲しいと思います。

 

 

残念ならがヴィダルはもう居ません。

しかし、技術は受け継がれています。

伝統として、

そして現代においても最高と数えられる技術として。

進化をし続けながら

美容界の最先端を走り続ける

サスーンの技術に

一人でも多くの方に触れて頂ければと

思います。

 

ちなみに、エコーセンターにある

ヴィダルの古い伝記本には・・・・

 

ヴィダル本人のサインが入っています!

 

今となってはとても貴重ですね。

 

 

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