
皆様はじめまして
柳川市出身、福岡在住の写真家ECHOと申します。
ずいぶん以前からアメーバへは参加していたのですが
放置状態となっていましたので
あらためて、自己紹介から始めたいと思います。
僕の創る作品は、決して美しい美談やピュアな
感動を呼ぶものばかりではありません。
万人が賞賛するようなものでもありません。
考えてしまえば涙溢れそうなもの、痛いもの、
できることなら目を背けていたいもの、
むしろそちらの方が多いかもしれません。
それでも、僕の作品たちはぜんぶ「想い」がまず最初にあります。
撮影意図や意識、コンセプトよりもまず被写体さんたち
それぞれが持つ想いそのものが全てを形作ります。

「物語があるのですか」とよく聞かれます。
そう感じてもらえるのはそこに「想い」があるからです。
写真は映画とは違って物語を追うものではないから…
だからそれはきっと観る人の数だけ。。。
撮る側撮られる側、そこに上下はないと思うし、
またそういう場所に立たなければ見えてこない、
「その人がほんとうに伝えたいもの」
に届くことはできないと思っています。
その先にあるものこそが・・・
と思えるから僕はその線を越えて行きます。
痛いし深い、けれどもそこに行かなきゃ何も見えない。。。
それでも僕は気付かずに通り過ぎてしまうことより、
「気付くこと」を大切にしたいと思います。
被写体さんから「こんな自分がいるなんて」と言われることが
僕の写真作家としてのどうこうじゃなくって、
後で振り返ってみたときにあそこで「気付く」ことが
できたことに想いを馳せられる。

通り過ぎるよりもずっとよかったと
思ってもらえることができたなら・・・
そんな写真作家でいたいと思っているし
写真はそれができるメディアだと思っています。
想いの淵で作品創りをしている一写真作家の言葉として
そんな側面から写真について伝えて行けたら…
お見知りおきいただければ幸いです。
今年、2013年9月に福岡で個展を開催予定です。