7月16日(火)
この日は休みだけど、OPT誌の広告や86・BRZハイパーレブの広告を造るため、店に来て、
せっせと仕事した。たまに中学野球の監督業で休む事もあるのでしゃぁ~ない!
先日、ゼロ戦のことを書いたら、いろいろなお客様から食いつきがあった。(笑)
みんな好きなんやね~。
太平洋戦争時の、ボクが一番好きだった戦闘機は、川西航空の「紫電21型」
そう、通称「紫電改」だ。ゼロ戦と同じ中島飛行機社製のエンジンだが、
栄21型に対して誉21型。
陸軍では、四式戦闘機「疾風」にも同じエンジンが搭載され、こちらはハ45型とと呼ばれた。
(ちなみに昔うちがS14で疾風と名づけた仲ちゅじのシルビアはSRドラック日本一決定戦で優勝している・・・)
こいつは3万5800ccで1825PS。
星型18気筒。
終戦間近、各地に転戦していた優秀なパイロットを集めて、
愛媛県松山で編成された海軍343航空隊に与えられた専用機だったのだ。
この飛行機の凄いところは、11型の時は5万5000のパーツ点数だったのを、
21型で3万5000まで減らした事!これって凄いよね。正に技術だ。
戦後、アメリカが持ち帰って100オクタンガソリンで試験させたら700㌔出たらしい。
110~120ガスだったらどんだけ出たんだろう?
それと、世界唯一といわれた「自動空戦フラップ」と呼ばれる層流翼が付いていた事。
もう一つ、ちなみにこの誉21型エンジンの設計主任は中島飛行機の中川氏で、戦後、
プリンス(現・日産)に入り、S-20エンジン、GR-8エンジンに携わったらしいよ。