鯖江散策と富田長繁の墓 | 甲斐犬 府中犬舎 怜の日記

甲斐犬 府中犬舎 怜の日記

甲斐犬、怜(レン 牝)の日記です。平成25年1月生まれで、これからの成長が楽しみです。

3月21日にお隣の鯖江をぶらっと歩いてきました
鯖江出身で勤務地も鯖江なので、知らない所はないと思いながらも、ぶらっと散策してこようと行ってきました

最近道の駅になった西山公園


歴史公園100選に選ばれてますが、


その歴史的庭園のど真中の山をぶち抜いて道路にしちゃいました(^^;



山の形が完全に変わってしまったので、当時の面影はありません

しかし、現代の公園として整備され、楽しめます

分断された西の方の山(西山)に西山動物園があり、レッサーパンダがメインの動物です

猿とかいる檻には近付けるのですが、猿が興奮して暴れてしまいます
小さいお子さん連れの家族がいっぱいいる為、この日は遠慮して怜を遠ざけます




展望台からの眺め


鯖江市街


左から、文殊山城、春日山城、丹波岳城、三峰山城
その奥に一乗谷


三床山城とその奥に越前町



分断された東の方の山に、綺麗な日本庭園
怜を無理矢理座らせてます
嫌々座ってます

江戸の末期、鯖江藩主 間部詮勝公がこの山に領民が楽しめる庭園をつくったらしいです
領民の憩いの庭園というのは、水戸の偕楽園とこの鯖江の嚮陽庭園だけらしいです

この山に鯖江城をつくろうとしたらしいですが、やめたらしいです
この長泉寺山は大きな戦の度にこの山の麓で主将が討ち取られてます
築城するには縁起が悪い山です(^^)

江戸時代は守備範囲外なのでよくわかりません

庭の池の鯉
ちょっとびびって及び腰

ここでよく茶会をしてます


この嚮陽庭園の麓にあったのが
富田長繁(とだながしげ)公の供養塔です



旧北国街道沿いにありました

子供の頃からこの道をよく通ってたのですが、全く知らなかったです(T_T) 
歩いてみるもんです

この武将の闘いざまは大好きです(^.^)
全国的にメジャーな武将じゃないですが、大好きですね
富田勢源とは別系列

朝倉氏滅亡後、府中竜門寺城主でした

24歳で20日だけ越前を支配して滅びました
「朝倉始末記」によく登場します
怜と一緒に御詣りし、記帳してきました

旧北国街道

拡張されて使いやすくなってます

鯖江の浄土真宗誠照寺派本山 誠照寺


鯖江三派の横越と中野本山と共に一向一揆と常に対立し、富田長繁とは共闘し、後に越前の本願寺派以外の全ての寺と同じく焼き討ちにあってます

若狹地方には国宝級の寺が多いのに、越前に古いそれらがないのは、戦国時代(特に天正年間)に全て焼かれた為

ぶらぶら歩いてみると、意外な発見ってあります
この日だけで何件もありました

本当は山に連れて行きたいのですが、受胎してるかもしれないので安静に散歩させてます
しばらく長距離移動も控えるので展覧会、鑑賞会、山城散策にも行けません(T_T)
楽しみにしていたのですが、自分の楽しみの為に犠牲にするのは可愛そうなので今回は諦めました
次回の展覧会では出陳する予定です(^^)