食事をして退院処方の薬をもらってから、少し寝てしまった。
少しすると看護師さんがく来てくれて、血圧と脈拍と検温をしてくれた。
看護師さんが測定結果を見ながら、「脈拍は75です」と教えてくれた。
「だいぶ下がりましたね。入院した時は130越えてたんですよ」と俺は答えた。
「今日退院ですから、本当に感謝しかないですよ」と心から伝えたが、3日の入院で日勤夜勤は全員別の看護師さんなので、この看護師さんだけへの言葉ではないのですけどね(笑)。
そんな話をしていると、男性の看護師さんが来て「今日退院ですよね?点滴と心電図外しますね」と言われた。点滴の跡も心電図のシールの跡も結構残っていた。
シャワーはOK、湯舟は最低一週間NG
「今日はお風呂入ってもいいんですか?」
「ちょっと確認しますね?」と女性の看護師が出ていった。
戻ってくると、「シャワー程度なら大丈夫ですけど、まだ貧血は残っているので湯舟には入らないでくださいね。体が貧血に慣れてくるとは思いますが、一週間くらいは最低でも控えてください」とのことだった。
まだ会計が終わってないし、昔脱臼骨折した時は日帰り手術だったけど会計が大変だったので、まだ帰宅時間は予想できない。でも、薬剤師も部屋まで持ってきてくれるわけだし、会計も部屋まで来てくれると思っていた。
お昼を食べたせいか、トイレに行きたくなって立ち上がった。貧血なのかはっきりとはわからないが、やはり立つことにはまだ不安がある。
今までは点滴棒があったから杖替わりになっていたのかな?点滴がないと凄く歩くのが不安だった。
こんな状態で本当に退院していいのかな?退院できる嬉しさもあったけど、そんな不安もこみあげてくる。
ベッドに戻ると、「もうパジャマは必要ないかな?着替えようかな?」
そんなことを思っていると、事務服を着た女性が会計の話で部屋へ来た。