APC事務局長のブログ
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戦友訪中記⑤(最終回)


<最終日>

早朝4時半起床。5時半にチェックアウト。
(受付の3人の職員は肩からジャンパーを掛けてカウンターに伏して寝ていた。)


島 よくありますね~ そういうホテル。。
  呼び鈴をフロントに置いて裏で仮眠すればいいのに。
  平気でロビーのソファーで熟睡していることもあります。
  それを考えると、デポジットも取らず、裏で仮眠している
  日本のホテルはすごいなぁと思う次第です。
  


5時50分に迎えのバスに乗って北京空港へ。
北京空港から青島空港に到着すると職員が「フーガン」福岡の人は
こちらと言っているので並んでトランジットカードを貰い、引率され
出国検査のゲートに並ばされるが、何人かは審査で突き返されている。

どうも出国カードを記入して添付しないといけないらしいのだが、
家族の中で一番最初に私の番が来てしまった。
私より後の別のゲートで審査を受けた妻や息子達は案の定突き返された。
私もたぶん突き返されると思っていたら、なかなか突き返されず、通って
しまいそうになる。これでは家族と離れ離れになってしまうので自ら
「要出国票?」と言ったら「あ、そうだ」と突き返してくれた。

何故、出国カードが要ると引率の職員は言ってくれないのだ!
気配りしてくれよ!


島 中国人の引率ですよね。。。
 
14:15分に福岡空港着。女性の入国検査員の


お待たせしました。


お預かりします。


ありがとうございました。


というやさしい言葉に やはり日本はいいなぁと思いました。


島 そりゃそうですよ。私でさえ2~3度 駐在の話を断ったくらいですから。笑

戦友訪中記④


昨年訪中しました、当サイト会員でサイト開設時からの戦友でもあります、

Sさんの中国訪問記を今月も。。。


3日目
本当は今日、紫禁城に行く予定にしていたのだが、月曜日は博物館は

休日ということなので予定変更。

地下鉄の北新橋駅から天安門東駅まで行き天安門広場に行く。
広場なのに、ここも警備が厳重。中国人も身分証明書を携帯して沢山

並んでいる。私たちもパスポートの提示を要求される。それから荷物を預け、

セキュリテ イチェックを受けて天安門に登る。池の西側まで歩いて観光バス

に乗って故宮で降り、景山公園に上り、故宮の全景を眺め、北海公園で食事

して、遊覧船で向こう岸に渡る。

北海公園で食事して勘定の時、「结帐」ではなく「买单」を使ったら一発で通じた。


島  「良かったですね~」



午後から胡同(フートン)を見てみようと案内場所に行ってみると、

3輪自転車が数10台並んでいる、ドライバーも何十人も、いて、こちらを

じろりと見ている。



以前、中国語会話教室の人が胡同ツアーに参加したら胡同の家の中に

閉じ込められ日本円にして5000円ぐらい支払ってやっと外に出して貰った。

と言っていたし、何かやばい雰囲気。


島 「え~。そんなエゲツナイことがあるんですか。。。言葉が通じないがゆえの

   結果でもあると思いますが、あまりにもひどすぎますね・・・」



呼び込みが代わる代わる誘ってくる。1時間の胡同(フートン)ツアーで日本語ガイド

付で1人150元でど うだといわれた。(150X4人=600元)どうしようか迷ったが、

JTBの胡同ツアーより安いので一か八かボラれるのを覚悟で参加する事にする。


島 「胡同の中をうろちょろするだけですよね?150元????恐るべし、中国。」



日本語ガイドは40代の上品でやさしそうな女性の人で2人乗りの3輪自転車

2台の後を自転車をこいでついてきて胡同の場所に到着したら私たちと一緒に

胡同を歩いて説明してくれた。
胡同の通りを歩くだけでなく胡同の家の中にも入らせてくれた。

この胡同の人は切絵を仕事としていて仕事場や作品も見せてくれた。
「何か買わないといけないのかな」と思っていたが、ただ見せてくれただけだった。

日本語ガイドの人は妻と良く話をしながら歩いていた。
元の場所に3輪自転車で帰る時に

「あの、このドライバーの人達に少しチップをあげてもらえませんか 」

とガイドさんが言ったので

「はい、因为我们是很胖」 といったらガイドさんは笑っていた。


島 「良い感じですね~」


「ちなみにチップはどれくらいが相場ですか?」と小さな声で聞いたら

「10元ぐらいです」3輪自転車広場に到着した。

10元札がなかったので20元札を「謝謝 这个小费」と渡すと

ドライバーは緊張しながら「サンキュー」と言った。
妻のほうも3輪自転車のドライバーに同額を渡したらしい。


地下鉄を利用して西苑駅から颐和园に行く。颐和园の中の宮殿区から湖岸区

そして清晏舫という石の船の所まで歩いて行って、また引き返して西苑駅まで

戻る。ここから北京大学に行きたいのだが、なかなかタクシーが捕まらない。
しょうがないので4人で3輪バイクタクシーに乗ってみる。


島 「そうなんですよね~。上海も規制をかけているみたいで、タクシーが

   絶対的に不足しているので、時間帯や天候によっては全くタクシーが

   つかまりません」


ドラ イバーはおばちゃん。「到北京大学 多小钱?」 「40元」 高い。

ぼられていると思うが時間がもったいないので乗る事にしたが、

おばちゃんの運転の怖いのなんの!
貧弱なフレームに非力なエンジン。4人も客が乗っているのでブレーキも

あまり利かないし、後ろから来る車やバスにクラクション鳴らされっぱなしで

生きている心地がしなかった。

北京大学についた。校門の前に2人の警察官がガードしているが、校門の中に

自転車を押しておばちゃん達が入って行く。私たち旅行者も入れる?

「可以 进去吗?」「可以。但是登记」という事でパスポートを門の受付職員に

提示し、職員が端末にカチャカチャ入力して中に入れた。
地下鉄でホテル近くの東直門で降りて晩ごはんを食べる。

海老や蟹や肉などが食べたいと入った店だったが海老ではなく、

ザリガニだった。
10匹で80元。ウエイトレスは高校卒業したばかりぐらいの娘。
青島ビールを頼もうとすると別のビールを薦められる。
「マイサンソンイー」
「???什么意思?What means?」
「No paper money」
「What?」
「・・・・・Sorry I cant explain in English」
「Please write here」
と言ってメモ張を渡して書いて貰う
「买三送一」(要するに3本注文すると1本はタダになる)
「Oh! 我明白了。 但是我想喝青島啤酒」という事で青島ビールを

 注文した。


島 「ザリガニとマイサンソンイー 爆笑です!」


その他料理も注文したが、持って来た料理が、何か違う。こんな料理は

注文していないのではないかな?と思い、「这个菜 是不是我们 点的吗?」

と言うと「対了!」と言ってウエイトレスはメニューの写真を私たちに見せた。

なるほど てかり具合が違うが頼んだ料理と納得した。


島 「中国あるあるですね 笑」


ホテルに帰る途中、路地で昨日とは違う店で青島缶ビールと

小麦王(HAPBIN)缶ビールを買おうとした。
小麦王(HAPBIN)ビールは昨日別の店で6元だったので2本で

せいぜい15元と思っていたら「40元」と言われ私は耳を疑った。
聞き間違えた?? 店主は今度は40と書いて私に見せる。
別の常連客も「フォーティ」と言って知らせてくれたが、常連客も店主が

ふっかけている事に気づいたみたい。
なら2本は要らない。小麦王缶ビールだけと言ったら7元だという。
20元札を出すと13元のお釣りをくれ、店主は常連客に何事が言って、

そそくさと店の中に引っ込んでしまった。
あやうく ぼられるところを常連客に助けてもらった結果になった。


島 「いや~ ブログに載せるのもはばかられるくらい、???な人達ですね~」

戦友訪中記③

昨年11月にブログの更新を促されて以来、

忙しさにかまけてなんと3ヶ月も過ぎてしまいました。

(时间过得真快!)

さて、それでは初日の夕食を終え、なんとか

2日目を迎えた戦友Cさんの訪中記の続きを。。。。

今日は万里の長城(八達嶺)ツアーに行く。

一家4人でホテルのバイキング式朝食を食べに行く。

ルームナンバーを提示して席に座り料理を取りに

行こうとすると

「ワンテンハオ」

とぶっきらぼうに別の従業員が再度聞いてくる?

「晩天好? 晩定好????」

(房间号(部屋番号)?のことだった。

急に聞かれると聞き間違える

島  2日目は”ワンテンハオ”以外は順調な

   滑り出しですね??


朝食を済ませ、大通りに出てタクシーを拾う。

すぐに拾えた。「我想去这个」と言ってホテルの

地図を指差すとドライバーはすくに分ってホテル

ニ ューオータニ長福宮までつれていってくれた。

19.92元だったので20元払う(おつりは貰わない)

とてもスムーズに行った。


島  こういう時は思いっ切り恩着せがましく

   「给你」 「不用找了」 

   あたりを付け加えて下さいね。彼らは甘やかすと

   ろくな事がありませんから。

長城(八達嶺)ツアーの案内人は張さんという

女性の人で張という苗字は中国で一番多く、

1億人ぐらいいるとか、北京市の広さは四国と

同じでそこに2000万人の人間と500万台の車が

ある等、歴史を含め、現代の北京の現状を色々

話してくれた。


長城(八達嶺)10:00登山開始10:35分頂到着。

長男が買った土産:名刺より小さめの登山金属

プレートに名前と年月日を入れてもらって70元。


二男が買った土産:ねこぐらいの大きさのパンダ

のぬいぐるみ150元(高いけど、まぁ記念という

ことで購入したらしい)


中国に来たからには北京ダックをぜひ食べようと

決めていた。
どこの店が良いかと張さんに聞くと王府井にある

全聚徳という店を薦められた。

長城(八達嶺)ツアー終了後、地下鉄の建国門駅

から王府井駅まで自動販売機で買おうとするが

自動販売機では5元、10元以上の札は使えない

のが分ったので、これも地図を指差しながら直接

従業員から対面購入する。


どの地下鉄の駅にもセキュリテイX線検査機があり、

持ち物検査がある。


全聚徳という人気の店には続々と客が入って行く。


予約が必要かどうか聞けと妻からの指示。


「我想吃北京烤鸭 要预定吗?」

「OK 请进」 と言われエレベーターで4階に上がる。


「たいしたものじゃない」とめったに褒めない妻から

褒められた。

4階で4人だと言って予約レシートを貰う。

A014号(番)だった。待合室の大広間には100人程

の人が待っていた。


しかし、順番がきたら5組程をいっぺんに

「何番さんは2階へ」  「何番さんは3階へ」

と中国語で早口に言われるものだから、聞き取れない。

しょうがないのでアナウンサーの傍に行き「まだ?」と

無言でレシート差出すと

「不!」と言われた。(順番を守らない中国人と思われた?)

島   でしょうね。。多分 汚いものでも見るような表情で

     「待ってろ!」という態度で制されたのだと思います。

     あ~ヤダヤダ。




困った。しびれを切らしてまたアナウンサーの所に行き、

英語で 「How long I have to wait?」と言うとアナウンサーは

急に丁寧になり、「next」と言って順番がきたらテーブルまで

案内してくれた。


島 いいですね~  彼らはこういうのに急におとなしくなる

  傾向にあります。

  私も好き勝手にしゃべられるのが嫌なので、英語で

  チェックインすることにしてますが、えげつない英語の

  時は仕方なしに中国語に戻しますが、戻すと急に強きに

  出られて、別の宿泊客と天秤にかけられ、同時進行で

  チェックインの処理をさせられる事が多いですね。

テーブルに座ったがウエイターが全く英語ができない。

私の中国語もちぐはぐでうまく伝わらない。
どうにか北京ダック以外に海老&きゅうりの炒め物、

野菜スープ、竹の子&スクランブルエッグ、水羊羹を

メニューの写真を指差して注文した。

 「可以拍照?」 「可以 可以」でコックさんの写真も撮る。

帰宅途中の路地の店で缶ビールを見つけたので

買おうとすると 店主が「拉 」(ショーケースから自分で

取り出せ) というので小麦王(HAPBIN)ビールを

取り出した。6元だと言っているように聞こえた。

店主が指で親指と小指を立てるしぐさもしてくれたので

6元と確信した。
周りの客も私を見ていたが敵意は感じなかった。
一般的に北京で日本語でしゃべっていても

大丈夫みたいです。

島 2日目は順調ですね~。

   親父としての面目躍如ですね~。

部屋に戻って長男がトイレに入ってなかなか出て来ない。
やっと出てきた。どうした?ときくと 詰まらせたという。

「大量のウ○コをしたのか?」 「そうでもない。」

昔の中国のホテルでは使用済みのトイレットペーパーは

水圧が弱いので流さず、ゴミ箱に捨てなくてはいけなかったが、

このホテルは古いけど、そういう注意書きもないし、二男と

妻の部屋は問題ないのに何故?

島 いや~ わかります。わかります。

   ウォシュレットに慣れてしまうと、予想以上に紙を

   使いすぎてしまうんですよね~。

   しかも中国の紙はゴワゴワ(ソフトだったら紙自体が

   必要以上にぶ厚い)ですから。

   わけて流すか、

   時間を置いて紙がしな~となってから or ちょっと水を

   流して ひたひた にしてから流すしかないですね。

   やめましょね。この話。。。

「今からフロントに電話する?」 

「夜も10時過ぎているので明日にしよう。 とにかくお前から

風呂に入れ」

長男は風呂の準備をしながら何度もトライした模様で、

「やっと流れたよー」と言った。

島  あふれなくて良かったですね。 私はあります。。涙。

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