戦友訪中記②
前回のブログ更新から1-2週間のつもりでおりましたが、
あっという間に、1ヶ月以上が経過しておりました。
戦友、といっても当サイトで中国語学習をして頂いて
いるお客様なのですが、サイト立ち上げ当初から
の会員様で、常日頃、採用したての講師の模擬授業を
お願いしたり、同業他社の情報を頂いたりと、連絡を
密にさせて頂いていることもあり、勝手に「戦友」と
認識しているのであります。。。。
それでは戦友こと、Cさんの初めての訪中記の続きです。
北京行きの飛行機の経由地「青島」での入国審査の
ひともんちゃくから。。。。
国内の搭乗検査。そして最後の搭乗する直前
の検査等の合計3回。検査の毎にパスポート、
トランジットカード、今まで乗ってきた搭乗券の
半券をカバンから出したり入れたりしているうちに
最後の段階で二男が搭乗券を失くしてしまった。
「私たちは4人で家族旅行。そこをなんとか勘弁してくれ」
と交渉してどうにか搭乗できた。(同じく搭乗券が無くて
引っかかった別の日本人ツアーグループは検査の途中で検査官が
搭乗券を取り上げてしまったので搭乗券が手元にないのにと憤慨
していた)
島 今の私なら、常備しているメモ帳に
TAKESHI/SHIMA 护照号码 XXXXXXX
と記載した上で、「ワシの名前とパスポート番号や。座席は
確か35番らへんやから、確認してみい」と言うでしょうね。
半券の提出を求められたら、「さっき回収したやないか」搭乗を
拒否されたら「それやったら荷物持ってきてくれるか~」とで
ものたまうでしょうか。。。
中国人との交渉は退路を断ち、二の手三の手を打つことも
大事ですが、相手以上に開き直ることが大切です。笑
審査官のモニターではパスポート番号、写真、搭乗機、席、
全部確認できているのに、変なところで融通が利かない。
ヤレヤレ。
島 融通が利く場所は中国にはないですよ~
ですので、私は常に未読新聞や雑誌及び、読みたい記事を
スマホで写真を撮って保存しておくなど、細切れ時間を有効
に使うことにしています。
遅刻してはマズイと思って早く行くと、普段は遅刻しないタイプの
中国人が平気で「渋滞で30分遅れるわ~」とか言ってきます。
ですので、私はどんなに早い時間でも相手に電話して
家出たか? 今どこや? 大体何時くらいにつくか?
そのうえで、到着10分前に電話をよこすようにお願いしてます。ウフフ。
さらに30分遅れで青島空港離陸。また同じ飛行機、同じ席、同じ搭乗員。
飛行機は着陸30分前から低空飛行するので北京の延々と続く町並みが
良く見える。夜景が綺麗な巨大都市。
島 私が20年前に北京で勉強していたときは真っ茶っ茶だった事を思い出します。
なんせ、中国人民大学の東門を出てすぐの、片側3~4車線の道路脇ですら、
土だったので。バスが通る度にもうもうと立ち込める砂埃、エグかったです。
中国時間7時6分に北京空港到着。
飛行場から空港バスに乗って荷物受け取り。しかし我が家の3個のうちの
荷物の1個がなかなか出てこない。
他の人も同様に待っている。
客が黒いユニフォームの従業員に苦情を言っても
「私はセキュリテイ担当なので知らない」と英語で返事している。
オレンジ色のユニフォームの従業員に苦情を言ってもメモするだけで
動こうとしない。すでに8時。
島 Cさん、フツーですよ。私は出迎えを待たせることも気にしません。
離れで座って雑誌を読むなり、トイレに行くなり(到着ゲート出てすぐの
トイレは混みますからね)して、荷物がある程度出てきた段階で
検討をつけに行きます。
最初のウチは、「パクられたらどうしよう」と思っていましたが、さすがに
人の荷物を持っていく根性者はいないようです。監視カメラがたっぷり
ありますからね。
すったもんだして、やっと荷物が出てきた。荷物の出方も滑り台
みたいな所から滑り落ちて来てガツンとバーにぶっかって止まって
から周り始める。がさつ。
島 フツーですよ。
人海戦術での積み込み&積み下ろし現場を見たら気絶しますよ。
リヤカーみたいなんに、スーツケースでできたピラミッド?
からポーン、ポーンて投げ入れますし、機内から搬出するときも
一緒。多分、スーツケースを投げ飛ばすだけの競技があれば、
中国が表彰台独占すると思います。
飛行機が1時間遅れ、さらに荷物トラブルで30分遅れの計1時間半
遅れになってしまったが、劉さんという送迎の人がちゃんと待っていてくれた。
劉さんは中年の日本語が上手な男性の人だった。引率され送迎場へ。
劉さんが車道に体を乗り出して送迎のワゴン車を待っている間に他の
客引きのタクシーの運転手が私に中国語で「ホテルは?」
と話しかけて来る。「预定了」と答えると「なんというホテルだ?」
「北京旅居華僑飯店」と答えていると、その男の人は劉さんに
「この男の人が言っている中国語は分るが発音が変。台湾人か?」
と聞いている。
劉さんは「この人は日本人だ」と言っていた。
こういうおっさんにとは話してはダメです。
私は、普段は 「我只有10块钱,去不去?」 (去の発音注意ね) とか、
「我没有钱」 、 「免费可以吧!」 などと言って 交流を深めるように
しています。P.S いつか刺されるかもしれません。。。
ワゴン車に乗り、ホテルに着く間に劉さんに「こんなに遅くなってしまったが
ホテルで夕食が食べれるかとか、明日、万里の長城ツアーの集合場所の
ホテルニューオータニ長福宮ホテルまでタクシーで何分ぐらいかかるか」とか聞いた。
私たちが泊まるホテルの前の路地は狭くてワゴン車やタクシーを横付けできない
のでワゴン車を下りて100m程路地を歩かなくてはいけないらしい。
夜の路地を歩くとは物騒だなぁ と心配していたが、屋台が出て
にぎやかな路地だった。歩いてすぐにホテルに着いた。少々古いホテルだが
ホテルの形、色、雰囲気が昔の中国風。金髪の外国人もけっこう泊まっている。
劉さんがチェックインしてくれた。デポジット(押金)も不要だった。
島 そうそう。出発前にCさんが心配していたので、どんなホテルでもデポジットが
必要。と伝えたことを思い出しました。
旅行者経由での旅などしたことがなかったので。。。スミマセン。
これだけネットが普及する前はいつも、到着した空港で予約を取っていましたし、
その方が安価だったんですよね。。。
それと、先月 私自身が青島を訪れた際、ウチのエース講師のテイテイに
予約を入れてもらったのですが、デポジット不要でした。テイテイの勤務先の
日系商社が契約しているのだとか。
そういえば、私も商社勤務時代は上海の現地社員がアレンジする出張の場合は
不要だった事を思い出しました。
ただ、私は単独行動が好きで、ホテルは自分で手配していたので、カードを
切ってデポジットを入れてたんですよね。
ただ、これまで一度も悪用されたことはありません。部屋代を2回切られたことは
ありましたが。(もちろん カード会社が対応(返金)してくれました。現金の
デポジットはチェックアウトの際に返金を受け取るのを忘れた事があるので
しないようにしてます)
ホテルの中のレストランは既に閉まっていたので夕食をどこか外で食べようと
中国語の会話集と電子辞書を持って路地に出て探索してみる。
路地の風景も昔の中国ドラマにでてくる路地そのまま。皆、路地にテーブルを
出して飲んだり食べたり賑やかな事!。
食材の種類も豊富で見たことも無い野菜、果物、肉(豚、鳥、牛)、貝、魚、
色んなものを食べるんだなぁと関心する。
電動バイクが無音で通り過ぎるので危険。結局、ホテルの目の前の大衆食堂に入る。
「この店のお勧めの料理は何ですか?」(你们推荐的菜是什么?)の「推荐」の
発音に自信が無かったので英語のrecommendを使ったら通じた。
島 シンプルに 最好吃的菜 などと。困ったらわかりやすい表現を使いましょう!
雑炊がお勧めとのこと。ボール一杯のカラシナの雑炊、貝の甘辛煮、サイコロ
ステーキ、ビール4本、水餃子をたのんで203元。
島 まあまあ、安いですね~。といっても日本円で4,000円。全然安くないですね。
まあ 私なんてね~。Cさんしか知らない 私の散財。。。。
お勘定をお願いしますの「请 结帐」(jiezhang)と言ったけど発音が悪く通じなかった
ので会話集の文を指差した。
私は中国に出発前にもイーチャイナの教師から「这」(zhe)の発音がダメと
言われたけど。zhの発音が良くないのが良く分った。
島 基本は买单ですが、 多少钱!でもいいですし。 我要走了も面白いかも。
「俺は行くけど、用事(支払い)があれば自主的に言えよ」という突き放した気持ち
です。 誰も止めてくれず、危うく無銭飲食しかけたこともあります。
以上で初日終了。2日目へ続く!(何とか年内に更新します)
戦友訪中記①
今年はブログの更新を定期的に行うと
虚偽の宣言をいたしました事務局長こと
島でございます。
改めましてどうぞよろしくお願いいたします。
さて当ブログをお楽しみいただいている本業の
松茸商社のT社長、税理士事務所の担当Mさん、
かかりつけの歯科医院のT衛生士、
その他大勢の総勢10名ほどの方々、
大変長らくお待たせしました。
これより当サイトでの中国語学習が5年目に
突入しておられる、まさに私の戦友とも言うべき、
(サイト開設前のヨチヨチ歩きの状態から現状の
ハイハイまで ぜ~んぶ知っている)
当サイトの生き字引、Cさんが満を持して今年の
9月のシルバーウィークに家族旅行として北京を
訪問されましたので、ご本人の力作に私がチョイ乗り
して御託を並べると言う形式にて定期的長編ブログを
執筆していこうと考えております。(楽や~)
それでは、始まり始まり~
まずはお住まいの福岡から青島経由で北京入りする
飛行機の搭乗場面から~
1日目(9月19日)
あれほど、はさみと爪切りは持って行くな言っていたのに
長男は筆箱にはさみを入れっぱなしにしていて、出発の
セキュリテイチェックで引っかかる。
島「いやー私もよく取り上げられた記憶があります。
おみやげのナイフとか。ほんの20年前まではなんでも
持ち込めたんですけどね。9.11の前は平気で可燃物もケース単位で
上海から成都までもっていってましたっけ(食品香料など)
そうそうあの頃は後部座席でタバコも吸えましたよね。」
(爪切りを)処分してください!
と言って飛行機に搭乗。予定では2時40分発が30分遅れて離陸。
飛行機は中国東方航空のボーイング737-800と言う330人程
の小さい飛行機。満席で私の家族4人は最後列。搭乗員女3人、
男1人。皆中国人。
着陸間近になると回収した大きなゴミ袋を客のトイレに押し込み
客がトイレに来るたびゴミ袋を取り出す。
島「これはなかなか面白いですよね。私自身も初めて聞く話です。
日本で言う大阪から九州に行く山陽新幹線の中のゴミを集める
お姉さんのようなもんでしょうか。それを出したり入れたり、
なかなかオモローですね」
私の隣の席は母と小学生ぐらいの親子連れだった。この親子連れは
日本人みたいで安心したが、母親の飲み物の注文や機内で入国手続き
の用紙は貰えないのかと聞いている時の中国語がとても上手。
島「あーわかります。私も若い頃は隣の日本人が中国語うまかったり
すると対抗意識を燃やしてたので。(小さっ)」
スチュワーデスは ”(入国手続きの用紙は)無い!青島の飛行場で
貰って書け”と言っている。
島「今なら“そんなはずないやろ”と怒鳴りつけると思いますが、
仕方ないですよね。おもろすぎます」
機内のアナウンスで青島空港での北京への乗り継ぎ時間は30分との事。
客が多くて機外に出るのに既に20分経過。入国カードを書いて、入国
審査を受けなくてはいけない。とても時間内には無理。急いで入国カードを
書こうとするが、そもそも入国カードが品切れで備え付けて無い。
島「Cさんの焦る顔が目に浮かぶ。。大爆笑(ゴメンナサイ)」
やっと従業員が持って来て入国カードに記入して入国審査を受ける。
手荷物と財布と携帯をトレイに入れ、X線検査機に通し、私もボディ
チェックを受けてふと見ると私の手荷物が無い。
”我的行李在哪里?(私の荷物はどこ?)”と言うと従業員はX線検査機
の黒いゴムのすだれを棒で掻き分けトレイを引き出し、「ほれ!」
という感じ。イヤハヤ。
島「オモロ~度抜群!Cさんのようなフラットな心でまた訪中してみたい
と心から願わずにはいられません」
次作へ続く!
拝金主義
先日、日経新聞で読んだのですが、あまりにおぞましい
拝金思想が。。。。
中国北京でコンサルタントとして働く人25歳男性の例
なのですが、”微信支付”なる、日本版”LINE PAY”の
ようなもので、中国版ラインのアカウントを有し、連絡先
を共有しておれば、金銭を送ることができるのですが、
かの男性が彼女にお年玉として、『521元』を送金したというのです。
その発音が 我(5)爱(2)你(1)に近いから、という
ことらしいのです。
愛情表現とはいえ、彼女にお年玉をあげるなんて。。。
なんだか、中国の世相を表しているというか。。。
もう一つ。
ある上海の会社経営者の今年のお年玉が大幅に抑えられた
そうです。(当然ながら、渡す金額ですが)
その方法がえげつない。。。。
SNSを利用した『抢红包』(お年玉争奪戦?)なるキャンペーンらしいです。
一律の金額を渡す必要がなく、ゲームを行い、300元の紅包(お年玉)
に対して、200元を得る人もいれば、1元の人もいるとのことで、
受け取る側はゲーム感覚で、金額が増減するので、楽しめるし、
現金払いだと、増減が如実に比較材料として目の当りにされるので、
渡す方は調整しづらいらしい。
この上海の会社経営者はお年玉の総支給額を大幅に抑えることに
成功したとの事。要はビンゴゲームで金を配る、ということですね。
さらにスゴイのが、この上海の会社経営者も例年は渡すばっかり
だったのが、今年は3,000元の紅包を受け取ったとか。。。
それにしても、1元でも多くもらおうとして必死で携帯をいじくる様を
想像すると、滑稽というか、なんともいいようがありません。
2月18日の大晦日には、なんと10億1千万件のお年玉が、やりとり
されたとのこと。渡す側が人口の1/3だとして、1人あたり、2件ほどの
お年玉をネット経由で渡す事になっているというこの時代の変化に
今後ついていけるのか、非常に不安になる今日この頃です。