次女と三女が10日間のヨーロッパ旅行から

昨日無事に帰ってきた。

三女は仕事の都合で10日間の休みが取れず

3日遅れて次女を追いかける形で出発した。


「ヨーロッパに1人で行こうと思う」

次女からそう聞かされたのは2月だった。

正直、ものすごく驚いたし、「1人で行くなんて

やめておいて」と言いそうになった

その後3月になり次は三女から

「Kと一緒にヨーロッパへ行くことになった

私は後から1人でKを追いかける」

と聞いた時は

「三女が1人で飛行機を乗り継いでイタリアへ行くなんて無理。もうやめて」と、つい口にしてしまった。


それから娘たちの旅行のことを考えるたびに心配と不安でいっぱいになった

夜、布団に入るといろいろなことを考えてしまいなかなか眠れない日もあった

主人がいない今だからこそ

余計に不安だったのかもしれない


それでも娘たちは旅行を心から楽しみにしていて「行ってきます!」という嬉しそうなLINEを送ってくれた

そして、それぞれから「無事に着いたよ」と連絡が来た時は本当にほっとした。


二人が無事に合流できたと聞いてからは、「思い切り楽しんで帰っておいで」と思えるようになった


日本とは違う景色や文化、世界を見て何か

ひとつでも得られるものがあればいいなとも

思った


旅行中はたくさんの写真が送られてきた楽しそうな笑顔や見たことのない景色


二人がヨーロッパを満喫している様子が伝わってきて私まで嬉しくなった


そして昨日

「今から飛行機に乗るね」

というLINEが届き

その後「無事に帰ってきたよ」

という連絡が来た


その瞬間、肩の力が抜けた


私は旅行に行ったわけでもないのに

不思議と大きな達成感があった。

娘たちにそう話すと

「変なのー」と笑われたけれど…


主人が亡くなって今月で1年4か月になる

娘たちもまだ気持ちの整理がついたわけではない

今でも「パパに会いたい」「声が聞きたい」と

涙を流すことがある

そんな時私は何もしてあげられない

だからこそ今回娘たちが海外旅行へ行こうと思えたことが今となっては良かったと思う

少しずつでも前を向いて歩き出せているのかもしれないと思えたから


これからも、いっぱい好きなことをして、いっぱい楽しんで、いっぱい笑っていてほしい。

それが私の願い


今回の旅行も主人はきっと娘達を

見守ってくれていたと思う

いや、もしかしたら一緒について行っていたのかもしれない


パパ

時々、時間が止まったように何も考えられなくなる

何も手につかなくなり心が空っぽになる

そして、理由もなくパパの名前を大声で叫びたくなる


この前お寺で今年ご主人の七回忌を迎えるという方に出会った

その方は

「これくらいになると気持ちも落ち着くからね」

と話してくれた。

でも私は

たぶん七回忌になってもきっと落ち着いていないと思った

だって私は、今でもパパのことが大好きすぎて苦しいくらいだから