過越の祭りが5日水曜日日没に近づいているので、以前2021年の過越の時に書いた内容を再び載せてみます。
もし永遠普遍、変わらない主の招きに応じて 過ぎ越しを
家庭で、又はグループで祝ってみたいと思われる方のために、
どんな物を準備するのか、又は用意するのか。
まずは、掃除なのですが、これは又別の記事に書きます。
とりあえず、購入するものから。まずセーダー=順序と言う
晩餐の食べ物を書いてみたいと思います。
イエスさまも生まれた時から亡くなる時まで祝った。
木にかけられた日は春の神の記念日=祭り=過越の祭りの時
の事件です。その最後の晩餐と呼ばれるものが”セーダー
”過越の晩餐”の祝宴、儀式です。
翻訳聖書の中に、”主の晩餐”と訳されている箇所は、
”セーダー”この”順序”と言う名の”晩餐”を指しています。
イエスさまも、過ぎ越しの祭りを毎年されていました。
もちろん、秋の祭りの”仮庵の祭り”も、都上りの祭りなので、
エルサレムに上り、祝っていたのです。都上りの歌と詩篇に
あるそれは、都上りの祭り祝う旅すがらに歌った詩篇なのです。
そして、再びこの地上に帰られたら、その時は全世界が
主の記念日を祝うためにエルサレムに上る。もちろん
国の代表が来られるのでしょう。そうすると、ユダヤ人だけの
祭りと言う定義は聖書に基づき不適切だと分かるはずです。
イスラエルの神の記念日=わたしの記念日と主が言われた
通りに意味を言葉を軌道修正。
主が再び来られるまで、このセーダーの晩餐のワインの杯は
一緒に飲まないと遺言された通り。マタイ26:29
再び来られたら、イエシュアと共に皆で神の記念日を祝うこと
を、イエシュアの口からも語られているのです。
過越の祭り主の晩餐=セーダーを祝うたびに、
マッツア=種無しパンを食べたら、”新しい命の復活の実態”
義とされている事実を既にこの世で今受け取っていること、
3杯目の贖いの杯を飲む時に、イエシュアの流された血、
子羊の血=鴨居に塗られた子羊の血で守られて、死が過越れた
事を思い出してと遺言されたのですから、イエシュアの招きに
応答する人達は、主の言われたように今年もこの祭りを
祝おうではありませんか。契約は同じ契約。新しい契約=
新しく再更新され続ける、同じ契約。あのシナイ山で文字で
初めて書き記された、神の家の子らの”婚姻契約”。
1コリント
5:6 あなたがたが誇っているのは、よろしくない。
あなたがたは、少しのパン種が粉のかたまり全体をふくらま
せることを、知らないのか。
5:7 新しい粉のかたまりになるために、古いパン種を取り
除きなさい。あなたがたは、事実パン種のない者なのだから。
わたしたちの過越の小羊であるキリストは、すでにほふられ
たのだ。
5:8 ゆえに、わたしたちは、古いパン種や、また悪意と邪悪と
のパン種を用いずに、パン種のはいっていない純粋で真実な
パンをもって、祭=過越の祭りをしようではないか。
パウロは、レビ記23章にある、神の記念日を祝うように
コリント地方に居た異邦人イエシュア信者=ナザレ派にも
教えています。この事実をはっきり捉えると、ユダヤ人だけ
やっていればいい祭りさと言うのは、聖書に基づき真実では
無いことが分かると思います。神の記念日=レビ記23章を
祝うことを禁じたのは、ローマ帝国の法令であり、又その
ローマ帝国に賛同しなければサバイバル出来なかった
1世紀、2世紀のローマ教教父たちの教えで、その教えを
土台としたトラーを排除せよと言う同じ思想を引き継いだ
宗教が形をなしていく過程で、様々な人々がその教えを
取り入れて行っただけと言うのが事実です。
聖書だけに戻る。同じ共通のグラウンド=神の言葉の中だけ
で、語り合う時に、隔ての壁は全部崩壊することが出来ます。
地上の国籍、人種、性別、家系、出身、職業も何も関係ない。
宗教でも無い。人間の作ったグループ分けでも無い。
一人一人は単純に、シンプルに只同じ親=創造主=唯一の神に
造られた尊い人間で、神の1大家族に加えられるように
招かれている。その家族は、別々の日にそれぞれが別々の
記念日を祝うように神はデザインされていない。そんなの
侘しい、寂しい、疎外感、よそよそしい、秘密めいて、壁
だらけ、透明感ゼロ、分裂感ありすぎる。同じ家族、同じ神、
同じ記念日を喜びの中に祝う。
全世界の人々、神が神の家族同じ元の木=同じ羊の囲い=
同じ大家族は神の家の記念日を、一緒に祝おうと今も招いて
下さっているのです。
出エジプト 12:1-28, レビ記23:4-8, 民数記 9:1-14,
申命記16:1-8. 使徒マタイ 26, マルコ 14, ルカ 22,
1コリント11:20
用意する食べ物
1. Z'roa: ズロア 羊肉 ラムチョップ、スライス。
神殿がある時は、本当に神殿で捧げた羊を、ローストして
皆でそれを食べました。高くて手が出ない場合は、ビーフでも
チキンでも。ノン コーシェル、レビ11に書かれている、
神殿に持ち込めない食べ物=神の定めた食べ物では無いもの、
ポークは絶対止めて下さい。”マカバイ戦争”がどうして
起きたのか、神殿がどの様に神の目から見て汚されたのか。
神殿の中に神の家にそぐわないものを持ち込み異教徒たちが、
神殿の祭壇を汚した意味に繋がります。
神の宮である人達は、天の祭司である振る舞い生き方を
求められる。物理的霊的は1体だからです。
もし、肉も買えないと言う場合、マッツア=種無しパン。
水に小麦粉をいれて薄いお好み焼きを作れば良いです。
2 Maror: マーロー ホースラデイッシュのような、とても
辛いものです。奴隷であった時の、苦み、苦痛を表しています。
なければ、生姜でも、辛い大根でも、わさびで代用。
4 Karpas:カーパス、そんなにも苦くない野菜、
パセリまたは、セロリの葉で代用します。
これを塩水に浸します。
涙を、意味します。また、命=血を意味します。
5. Haroset: ハローセット リンゴ、ナッツ、
をすったものに蜂蜜を混ぜます。
これは、モーター=レンガを貼付ける接着剤を意味します。
ユダヤ人が奴隷として、レンガを積み上げた事を思い出す。
空の無意味な労働。異教の神に捧げる労働です。
この中には、苦痛だけれど、まやかしの甘さが入っていた=
良い暮らしぶりなどで、奴隷としての苦痛の本当の姿を、
忘れさせるものです。
6. Hazeret: ハゼレット もう一つの、苦菜。
ローマン レタスでも良いです。
日本で苦い葉っぱがあるとすればそれでもOkです。
これは使わない場合もあります。
7 マッツア これは アマゾンや 明治屋などのスーパーで
手に入るかもしれません。都市に住む人は、ユダヤ系の店や
ユダヤ人協会などで尋ねると、購入可能か教えてもらえます。
私は、毎年近所のユダヤ人のグループに、マッツアやマーロー
などイスラエル直輸入品を譲って頂いています。今年も早速
先週にマッツアとワインを譲って頂きました。1キロの冷凍
サーモンまで。明日は、マーローを取りに行く予定になって
います。なければ、小麦粉と水で、薄いパンケーキを作り
フォークで指して穴を開けます。
その他、ワイン=4杯=4回乾杯します。
もしくは、ブドウジュースそして、マッツア=種無しパン
テーブル毎に三枚のマッツアを重ねて、その上に、布をかけて
おきます。
塩水の入ったボールと普通の水の入った、ボールを用意します。
祭りだ祭りだ〜。祭りが嫌いな人は居ないと思います。
イスラエルでも皆準備中で、準備の様子がグループチャットで
入って来ます。大勢でやる祝いは楽しいものです。準備はとても
意味がある。花婿を待ち望む、迎える準備と同じ。
離れているけれど、気持ち、思いはエルサレムに向けて。
