2回目の 手を洗う儀式をします。その後に、祝福を祈り、
マーロー=苦菜=わさびや大根おろし代用でも良いです。
苦菜を食べる。マッツア=種無しパンと共に食べる。
無ければ、小麦粉と水で薄いパンケーキを作る。
マッツアに苦菜を一緒に乗せて食べる。
そして ハローセット=甘いジャムを、マッツアと一緒に
食べる事をしてエジプトの奴隷であった事の、苦みと騙しの
甘みと本当の姿の自分=マッツア=パン種が削ぎ落とされた人
でありながら、自分の本当のIDを見つけられず、苦役、
苦悩の中で悩んでいた事を思い出すのです。
その後に寸劇をしても良いですし、おなかがすいている場合は、
先きに羊肉 メインコースを食べても良いです。自由に。
食べながら寸劇や質問をしても良いです。
その時に子供達を集めて、ある質問をさせます。
居なければ、いる人達に質問、お互いに考える時を持つのです。
イエスさまが祝った過ぎ越しの晩餐のユダヤ人の伝統的な
祝い方です。聖書の中から2つの神からの仰せがあります。
①この夜は 全ての物を目に見える形、物にしなさい。
この夜が来たら、目覚めてていて、何が起きているのか
気づきなさい。
神が何をされようとしているのか、目覚めて見ていなさい。
ガードしなさい、見ていなさい。神が、あなた方のために
すべてのことをなそうとしている事、あなたの人生の中で
成し遂げようとしていることを見なさい。
今晩集中して、考えるのです。以前はエジプトに居たが、
今は自由である。でも私達の肉はまだエジプトにいるのですが
今晩自由になるのです。今までこの晩餐の中でした事は
奇妙であり普段しないことです。
これらのことは,普段にはない奇妙な事なのです。
これがこの晩餐の夜ずっと続くのです。
目的は出エジプト12章の主の仰せによります。
過ぎ越しを祝う時、子供たちが来て、何故これをしているの?
と聞かれると書かれています。
この祝いの晩餐の中でする事は奇妙であると、子供に疑問に
思わせるためにそうするのです。子供達の中から質問が何も
なければ、答える事は出来ませんが、子供の中で誰かが
質問すれば、真実を答えてあげるのです。
つまり、子供たちに色々質問を出して、このエジプト=
奴隷の王国=サタンの国から神が引き出して下さった、
脱出劇を子供に考えさせ、答えを彼らの中から引き出す時間を
造るのです。
何を聞いて良いか分からない場合、その質問の数々を予め、
色々聖書からの質問事項を大人が考えておくのが良いと
思います。
何を思い出すためでしょう?神があのエジプト=闇の王国の
王の支配者の奴隷状態から、私達を救い出して下さった事を
思い出すのです。力ある御腕でこの世の闇の力から、一方的に
引き出して下さった事を、皆で思い出すのです。
過ぎ越しの楽しい晩餐をしながら、これを皆で思い出す。
神の救出、助けの手、突然に救い出し、神しか出来ない不思議
な方法で、不思議な手順で助け出して下さった事を、皆で
思い出す時、私達はより一層強い印象を持って、過越の
出来事を思い出す事が出来るでしょう。
私達全て誰一人もれなく、この世の闇の支配者の奴隷で
あったのです。主の中=エデンの中ではない、外側に居て、
ズレて生きていた。罪人と言う言葉ではなく、この世の偽の
主人、支配者の奴隷であったのです。本来あるべき場所に
存在していなかったのです。
本当の姿ではない姿で、生きて来たと言う事なのです。
当時の中東付近で、エジプトは最も力ある国だったのです。
その支配者は、すなわち闇の王国の支配者を表しています。
でも、イスラエルの神は神の自由、私達の本来の姿に戻す
ために、乗り込んで来て下さった。
私達は、もう二度と人間の奴隷 この世の闇の奴隷になる
必要はないことを知る必要があるのです。
塩水=血を表すものです。そしてパセリ、セロリの葉でも
良いです。ヒソプを表すものです。
パセリを塩水に付けて、テーブルの上に振りかけます。
これは、”過ぎ越しの屠られた子羊”の血が、鴨居にヒソプで
塗られた事に繋がります。
続く