1700年の長い年月が流れた間、”トラー”は廃れたと言う教えが
世界へ浸透し、その人間の教えを教えられた通りに、
イスラエルの神が最も大事だとする神の言葉、教えの数々を
捨て去り続け、忘れ去り、気にも留めない様にさせられて来た、
その原因は、あのエデンの中でアダムとエバにささやいた
声です。神が変えたのではない、神の言葉を疑う、薄める、
変形させると言う危機にずっとさらされ続けているのです。
神の言葉を知る事、神の言葉に留まる事から、注意を引きはがす事を、常にされている事に気がつきます。
奇跡や、不思議な現象や、印、祈りの答えなど、そんな話はすんなり受け入れられるのですが、神の言葉の話をする途端、
シャットアウト、拒絶、固いシャッターをおろされたりします。
そして、神の言葉を知ろうと渇望する所に、必ず色々なうまい
具合の、それとは分からない形で妨害が入って来ます。
何故でしょう?
神の真実を発見される事を恐れる存在が、常にあるからだと
分かります。
神の言葉=神御自身=力、実態だからです。
人間が元の状態=喜び=エデン=神の中にフルに生きる事を
妨害したくてたまらない、動物がいつも居るから。
わたしを愛する人は、わたしのトラーをガードすると、
イエシュアが言われた通り、イスラエルの神の家の子らに
された=同じ家に同じ契約の姿を生きる様にされた人達は、
なにより”イエシュアの言葉”を大事にガードし生きると
書いてあります。
最後の聖書の箇所が書かれた時代も、全て”聖書とは
トラー、預言書、諸書のみを指して語っています。
それ以外の聖書=別の契約は、この世に無いからです。
そして、年代の新しくなった箇所も、トラー、預言書、
諸書のダイジェスト版を書いているのです。
ユダヤ暦のテイシュリの月、第七の月の第一日目、唯一新月で
始まる、神の定めの日”ヨム トルア”は、”警報”目覚ましです。
神の時への目覚まし。2017年は20日の日没から始まりました。
この日は、イスラエルの王の戴冠式でもあり、
神殿の扉が開く日でもある。
イエシュアが戸の外に立って、戸を叩くとありますが、
最後の扉が開いて、また閉まる、新しい始まりの時でも
あるのです。
神のラッパ、警報が鳴る時はいつなのか、聖書で調べて見ると
分かる事があります。64カ所で、たくさんのテーマで
吹かれています。
戦争招集、聖なる神の会合の時、神の定めの時=モアデイム、
王の戴冠式、終わりの時。
シャバットと祭りは丸ごと生きて参加する時、”救い主”の中身を、地上で生きて再現する事なのです。
神の言葉を生きる人達を通して、イスラエルの神の実態が
業が現れ出るのです。神が天から声を轟かせるのでは
無いのです。人を通して。天の御心を地で生きる人を
通して現れ出ると書かれています。
それは、一つだけ取り出すものではなく、ワンセット。
西洋宗教の世界では”シャヴオート”は語られますが、
そのシャヴオートの本当の意味は教えられる事も
殆ど無いと思いますし、その日を実際に祝う事をする事も
無いのです。語られる事はあっても。
”シャヴオート”<ギリシャ語でペンテコステ>が、
大事だとするなら、その祭りの性質は、
過ぎ越から始まり、種無しパンを食べる週を祝い、
初穂<復活>を祝う日を祝い、そして、穂を数える週を
過ごして、シャヴオートを迎えて初めて、神の意図通り、
意味が欠けてないで、ワンセットの福音の中身を生きる事に
なるのです。神の祭りは、一つだけ取り出せないのです。
そして、秋の祭りの、ヨム トルア 大贖罪日、そして
仮庵を祝って、完全な神の祝いの日のワンセットになる。
過ぎ越、初穂、そしてシャヴオートは、もう既に預言が
成就した祭りです。今もそれを繰り返し生きて、
福音の中身を知って行く、自分が変貌して行く神の
命のサイクルなのです。
聖書が閉じられた後に、神は別の祝い日を造り出さない。
創造の始めに全部が完了している、揃っている。
後から付け足す神の教えや、神の祭りや特別な祝い日は
無いのです。
1 過ぎ越=ドアの枠に子羊の血を塗り購い出された
出エジプト、イエシュア=屠られた子羊
木にかけられた
2 種無しパンを食べる7日間=要らないものが削ぎ落とされた
神の似姿のされた事実を祝う週。
3 初穂を祝う日イエシュアの復活を祝う日。
4 そしてシャヴオート=シナイ山で初めて文字で記した
婚姻契約が与えられた。
使徒2章のシャヴォート シナイ山の出来事の再来。
今度は全世界へ向けてトラーがエルサレムから運び出される
スタートでした。
秋の3つの祭りは、これから来る預言的祭りの内容を
リハーサルしているのです。
5 ヨム トルア=吹き鳴らす日 王の戴冠式 神殿の戸が
開く日
6 大贖罪日
7 そして、仮庵と8日目
来るべき、1000年王国のリハーサルの祭りなのです。
今から今度の金曜日の日没まで、今年一年の生き様を
トラー=10の言葉を元に思いめぐらし、一大修正する
棚卸しの時期、週なのです。
続く