レビ記23章には、主御自身が定めた、特別な主と人との
会見の日が書かれています。永遠不変です。
イスラエルだけではなく、神に造られた人全てに語られて
居るのです。
26 主はまたモーセに言われた、
<主の御口から直接語られた言葉です。>
27「特にその七月の十日は贖罪の日である。あなたがたは
聖会を開き、身を悩まし、主に火祭をささげなければならない。
28その日には、どのような仕事もしてはならない。
これはあなたがたのために、あなたがたの神、主の前に
あがないをなすべき贖罪の日だからである。
29すべてその日に身を悩まさない者は、民のうちから
断たれるであろう。
30またすべてその日にどのような仕事をしても、その人を
わたしは民のうちから滅ぼし去るであろう。
31あなたがたはどのような仕事もしてはならない。
これはあなたがたのすべてのすまいにおいて、代々ながく
守るべき定めである。
32これはあなたがたの全き休みの
安息日である。あなたがたは身を悩まさなければならない。
またその月の九日の夕には、その夕から次の夕まで安息を
守らなければならない」。
イスラエル=イスラエルの契約の中にある人達全て。
諸外国、異教の地に住む人達はこの日は労働日であり、
全く国全体で休日ではない、完全に止まる事は出来ないの
ですから、その中でも”この日=ヨム キプール”が神に
呼び出されている日として思い出し、出来る範囲で主の仰せに
意識を向ける事をすれば良いのです。
”主の似姿”=トラー=神の婚姻契約に照らし合わせて、
どこがズレていたのか?自分と、そして他者と、そして
イスラエルの神との関係が、このトラー=文字で書かれた
イエシュア=神に造られた人間の姿=に照らし合わせて
なにがずれていたのか?を思いめぐらし、そして
ずれた場所から、神の意図通りの姿=トラーに描かれた姿に、
生き様に、起動修正、修復する。二度とそのずれた姿を生きない
決意をする日なのです。
1人ではなくて、全員で!!神に造られた子ら全てで。
イスラエルでさえも、今は神殿がありませんから
コバーンを神殿の中で捧げる事も出来ません。
そして、現代ですから、イスラエルの国の中でも、
働かなくてはならない人が居ます。病院で、発電所で、空港で、
養老介護施設で、ありとあらゆる場所で、働いている人はいる。
でも、その中で、この日が”神の定めの日”である事に
皆が意識を向ける事を、神は促されているのです。
だから、自分達の置かれた状況の中で、最大限に
主の言葉を生きればよいのです。
イスラエルの神が、あなた自身に今直接語りかけている事を
思い浮かべてみるのです。
神があなたに、わたしに言われている。今語られている。
今特別な日を、神が指定した呼び出し日にあなたに
語りかけている。
人がなんと言って居るのか?ではなくて、神が今語られている
事実に気がつくと分かります。
考えてみた事ありますか?イスラエルの神、全世界、宇宙
全ての創造主であるお方が直接今わたしたちに語りかけて
くださる。
わたしの声、言葉を聞く=シャマーして、その通りに応答
反応、思索、行動、生きる人。神の言われる事を聞いて、
そうすればあなたと特別な出会い方をしよう、したいと
神御自身が直接今言って下さっているのです。
遠く分けの分からない宇宙の果てではなくて、
私達の内側に今住まわれる=これ以上の近さは無い近さ
一体で居て下さるイスラエルの神。そしてその神の中に
私達も今共に居る。天の現実の中に今本当は居るのです。
感じなくても。
皆で神の御座の前に全員で出る日なのです。
神がモーセに言われたとある通り、神の声”=コル=言葉に
すっぽり入って、神の言われている言葉に意識を完全に
向ける。神の言葉の中に入り込む。
そうすれば、主が語りかけて下さいます。御言葉を通して、
様々な事に気がつかせて下さる。言葉=神自身=言葉を
通して、神が関わりを持って下さる。
教えてくださいます。特別な方法でアプローチして下さい
ます。特別な出会い、体験、うなずき、納得、発見を
させて下さるのです。
全ては、”神の似姿”に修復されるため。
シュバー=神の中に本来の姿で皆で戻り、癒されるため、
回復されるためです。
主がそう言われるから、特別な日=神の定めの日は、
神御自身の指定した日。
人が文化の中で、宗教の教えの中で造り出した祝い日、
特別な日とは全く性質が異なるものなのです。