昨日の朝、主人が出かける用意をしている時の事。
手袋を先に着けるべく帽子をマフラーの上に置いた瞬間、帽子がスーッとマフラーの横に動いたそうな。
それも、自然に滑り落ちたのではなく、誰かが手で押したかの如くに。
私はその時キッチンにいて、その様子を見ることは出来なかったのですが、主人がすぐに私を呼んでその話をした時、私の鳥肌が立つのが分かりました。
きっと、見えない人がいたずらをしたのでしょう。
そんなことが昨日あったのに加え、そういえば昨年の11月にも不思議なことが立て続けにあったのを思い出しました。
あれは11月3日のことだったと思います。
朝、いつものように洗濯物をボイラールームにかけていたときの事でした。
洗濯籠から取り出した主人の靴下に穴が開いていたので、後で捨てようと籠の外に出しておき、ちょっとの間ボイラールームを離れました。
そして、またボイラールームに戻り洗濯物をかけ始めたのですが、さっき床に置いたはずの靴下がありません。
「えっ?」と思い籠の中を覗くと、確かに床に置いたはずの靴下が籠の中に入っているではありませんか。
この時は、もしかしたら私が無意識に入れてしまったのかもしれないと思い、再びその穴の開いた靴下を床に置いて部屋を出たのです。
部屋を出たのはほんのちょっとの間だったのですが、戻ってみると、またまた靴下が籠の中に入っているではありませんか。
二回目ともなると、さすがに私の錯覚とはいえないでしょう。
透明人間、それとも例のタイムトラベラー?
まー、私が思うにいつもの霊の仕業に違いありません。
またまたいたずらが始まったみたいです。
しかし、選り分けた穴あき靴下を籠に入れ戻すとは、私にその靴下の穴を繕うようメッセージでも送っていたのでしょうか。
今振り返るとそうだったのかも、と思ってしまう自分がいます。