いわゆる世界図書デーで、本当だったら4月23日が正規の世界図書デーなのですが、イギリスではイースターとの兼ね合いと、聖ジョージの日 と重なるため、3月の第一木曜日に当てられているようです。
そして、去年から次男の通う小学校では、本に出て来るキャラクターの格好をさせて学校に登校させるように指示が出され始めました。
そして今年もまた...。
私的には、「何だかなー」な企画なため、エリエリに何かのコスチューム着て学校に行きたいか聞いたところ、別に着たくないということで去年も今年も普通に制服登校させた次第です。
だって、その日のためだけに毎年トンデモコスチュームを作るか買うかしなくちゃならないなんて、馬鹿げてるとしか思えてなりません。
本に親しむ日な訳だから、自分の好きな本を学校に持って行って皆とその本の良さを分かち合うだけでも良いんじゃないのかなー、と私なりに思うのです。
中には、勘違いも甚だな親もいるようで、去年はある母親が11才の息子に『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のクリスチャン・グレイの格好で登校させたところ、その息子が学校から閉め出しを食らったことに対して抗議しているニュース が流れていました。
驚くことに、息子にそんな格好をさせた母親は、何と小学校の先生だというではありませんか。
そんな本や映画を果たして11歳の息子に読ませたり見せたりしたのでしょうか...疑問です。
子供が読んでもいない本のキャラクターのコスチュームを着せて学校に送り出すのも、何だかなー、な感じがするし、ただ親の趣味を子供に押し付けているとしか思えないのですが...。
昨日学校から、「もしも子供がキャラクターの格好をしたければコスチュームで、さもなくばユニフォームで登校させてください」というテキストが届いていたので、今年は結構コスチューム登校に反対の親達がいるのかもしれません。
因みに、去年は家の子を含めコスチューム登校しなかったのは3人だけだったようです。

私としては、意味不明なイベントにはあまり同調したくないなー、というのが本音です。