とんだ勘違い... | 何とかなるさ...の世界!?

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いろいろごちゃ混ぜで書いてます。

最近、一つ気になっていたことがありました。

それは、ここ1、2ヶ月の間に始まりました。

私たちが夜遅くに寝室で会話をしていたり、早朝に枕の下の携帯の音無しアラーム振動つきが鳴ると同時に、お隣さんが壁をノックしてくることです。

お隣さんと私達の部屋の壁は薄い壁のようで、よく音が漏れてくるので、私は気にして極力声を抑えぎみに会話するようにしているのですが、もともと低くて響く声の主人は、気にせず大きな声でしゃべるので、お隣さんが迷惑がっているだろうな、とは思っていたので遂にクレームが来たかという感じでした。

しかし、私が主人に「今のノック聞こえた?」と毎回たずねても、主人は「いや、聞こえなかったけど」と気づいてないのです。

こんなにはっきりと「トントントン!」と言う素早いノック音が聞こえて来ているのに、聞こえないとは...。

それに気づいてからというもの、私はお隣さんに会ったらどう対応すべきか、すごく心の中で葛藤の日々が続いていました。

出来れば顔を合わせたくないな、とも思っていたのも事実です(なんと、気弱な私なのか)とほほ

そして、勿論神様にも悪い方向に行かないようお祈りもしていました。

因みに、私達の寝室の壁を挟んだお隣さんは、男の子がいるシングルマザーです。

彼女とはたまに会った時に挨拶したり、留守の時に荷物を私たちが預かったりするくらいの関係なのですが、ここに来て私達の夜の会話音と目覚まし振動音のために悪い関係になってしまうのかと思うと、とても残念で仕方ありません。

そんなこんなの不安な思いのまま、暦は10月31日、ハロウィーンの夕べがやって来たのです。

私は、ハロウィーンは祝ったりしませんが(悪魔崇拝者じゃないので)、子どもたちがノックをして来たらお菓子は上げるようにしています。

夕方5時半を過ぎた頃、第一陣がドアをノックするのが聞こえてきました。

何時ものごとく、お菓子の入った大き目の缶を抱えてドアを開けると、そこには仮装したお隣さんの子ども、じゃなくて子どもたち(いつの間にかもう二人、3歳くらいの双子っぽい男の子と女の子)が増えていました。

そして、子どもたちの両端には、お隣のママさんと新パートナーさんが、「お隣でーす!」と言って立っていたのです。

その様子から、お隣さんは全然私たちのことを悪く思ってないのが感じられました。

それで、私の心がホッとしたのは言うまでもありません。

...が、しかしです。

じゃ、あのノック音は一体何だったのでしょうか。

その夜、寝室に行く前に、私は主人の携帯のアラームを消して、私のアラームだけにしようと提案しました。

そこで、セッティングを変え始めたのですが、携帯の電源を入れて操作し始めたところ、振動と共に素早く「トントントン」という紛れもないノック音が聞こえてきたではありませんか。

それを耳にした私は、がっくりがーんしてしまいました。

そう、お隣さんが私達の壁をノックしていたのではなく、主人の携帯の振動とノック音が一体化して、それが毎回聞こえていたというのが事実だったのです。

私がそれに気付き主人に告げたところ、主人は「あー、その音ね。何時も携帯に電源が入ると鳴るよ」、などと素っ気なく言ってくれるではないですか。

分かってるんだったら早くそのことを知らせて欲しかった、というのが私の本音なのではありますが。

まー、お隣さんと何の問題も起こらなくて済みそうなので、良しということにしておきます。

勿論、神様にも感謝です。

まずは一件落着。