ミカ書1章 | 何とかなるさ...の世界!?

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いろいろごちゃ混ぜで書いてます。

この預言書のミカ書、現代のイスラエルとパレスチナ(ガザ地区)情勢と照らし合わせて読んでいくと、理解できるかもしれません。

ミカ書1章
1)ユダの王ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの時代に、モレシェテ人ミカにあった主のことば。これは彼がサマリヤ(パレスチナ北部に位置した北エルサレム王国の首都)とエルサレムについて見た幻であ   る。

2)全ての国々の民よ。聞け。地と、それに満ちるものよ。耳を傾けよ。神である主は、あなた方のうちで証人(マラキ3:5照)となり、主はその聖なる宮から来て証人となる。

3)見よ。主は見住まいを出(イザヤ書26:21)、降りて来て、地の高い所を踏まれる。

4)山々は主の足元に溶け去り、谷々は裂ける。ちょうど、火の前の、ろうのように。坂に注がれた水のように。

5)これはみな、ヤコブのそむきの罪のため、イスラエルの家の罪のためだ。ヤコブのそむきの罪は何か。サマリヤではないか。ユダの高き所は何か。エルサレムではないか。

6)わたしはサマリヤを野原の廃墟とし、ぶどうを植える畑とする。わたしはその石を谷に投げ入れ、その基をあばく。

7)そのすべての刻んだ像は打ち砕かれ、その儲けはみな、火で焼かれる。わたしはその全ての偶像を荒廃させる。それらは遊女の儲けで集められたのだから、遊女の儲けに返る。

8)このために、わたしは嘆き、泣きわめき、はだしで、裸であるこう。わたしはジャッカルのように嘆き、だちょう(英語の聖書ではフクロウ)のように悲しみ泣こう。

9)まことに、そのうち傷はいやしがたく、それはユダにまで及び、わたしの民の門、エルサレムにまで達する。

10)ガテで告げるな。激しく泣きわめくな。ベテ・レアフラでちりの中にころび回れ。
  
11)シャフィルに住む者は出て来ない。裸で恥じながら過ぎて行け。ツァアナンに住む者は出て来ない。ベテ・エツェルの嘆きは、あなたがたから、立つところを奪い取る。

12)マロテに住む者が、どうして、しあわせを待ち望めよう。エルサレムの門に、主から災いが下ったのに。
  
13)ラキシュに住む者よ。戦車に早馬をつなげ。
  それはシオンの娘(エルサレム/イスラエル)にとって罪の初めであった。
  イスラエルの犯したそむきの罪が、あなたのうちに見つけられたからだ。

14)それゆえ、あなたは贈り物をモレシェテ・ガテに与える。アクジブの家々は、イスラエルの王たちにとって、欺く者となる。

15)マレシャに住む者よ。わたしはまた、侵略者をあなたのところに送る。イスラエルの栄光はアドラムまで行こう。

16)あなたの喜びとする子らのために、あなたの頭をそれ。そのそった所を、はげ鷲のように大きくせよ(何だか昔のカトリック僧侶の頭の格好を連想させる)。彼らが捕らえられて、あなたから去って行ったから。