2004年7月19日、私達は主人が面接を受ける場所のある町に向けて出発しました。
行きも帰りも車を運転するのは、勿論私です。
短い距離ならいざ知らず、片道4時間以上、しかも全く土地勘のない場所、それに加えて妊娠4ヶ月。
増してや普通の道路ならともかく、平気で100マイル以上出すドライバーがワンサカ車を走らせる高速道路。
ただでさえ運転が苦手な私にとって、この状況は拷問
としか思えませんでしたが、家族の中で運転できるのはこの私しかいない訳で、今更どうあがこうとも後の祭りです。
とにかく運転するしかありません。
主人は、「左側車線でマイペースに走れば大丈夫だよ」、とアドバイスをくれるものの、初めて三車線デビューする私にとって、その言葉は馬の耳に念仏でした。
こうして、私はこの日、イギリスの三車線高速道路に、恐る恐るデビューすることとなりました。