壁紙を貼り付けてペンキを塗り、廊下と階段を除いた各部屋に新しい絨毯を敷いたところで、何とか家族が揃って住める家らしくなりました。
後は住みながらでも手をかけていけるだろうという事で、その家を借り始めてから約3週間後に、私とヨシヨシは伯母さんの家から新居へと移り、主人と合流しました。
因みに、なぜこの家のことをオレンジハウスと私達が呼ぶようになったかというと、一階のリビングルームの壁紙の色がオレンジ系の色だったことから、この家を離れた後に子供達がそう呼ぶようになったのです。
子供達といっても最初にオレンジハウスと口にし出したのはヨシヨシだったのですが...。
それというのも、ヨシヨシと私は昼間殆どの時間をこの部屋で過ごしていたので、彼にとってオレンジの色が、相当印象に残っていたのでしょう。