領事館を出た後、お茶をしにおじいさんと私は、確かハロッズだった(と思う)かの
に立ち寄りました。
そこに着くまでの間、おじいさんは自分のことを私に話してくれていました。
でも、私は半聞き状態で、適当に受け流していたと思います。
なんでも、おじいさんは大会社の長老さんみたいで、イギリスには息抜きに来ていたようでした。
そして、途中リッツホテル
の前に差し掛かった時、突然おじいさんが思いも寄らない事を、私に言ってきたのです。
「このホテルに部屋をとってあるんだけど、良かったら僕
と"make love"しない?」
「はー
」
私は、まさかこのヨボヨボおじいさんから、こんな言葉が発せられるとは思わなかったので、内心ビックリしてしまいました。
そして、まだなんか言っています。
「君さえ良ければ、ボクが君のパトロンになってあげてもい
いよ」
「はあー
」
私は、道ながらおじいさんに私がボランティアをしている事を話していました。
それで、私がお金に困っているに違いないとでも思ったのではないでしょうか。
とんでもないっちゅーに
。
それから私は、自分には気になる人がいるし、おじいさんとそんな風になる気は全くないことを説明し、丁寧に断ったのです。
そして、おじいさんは一応納得してくれました。
この後、おじいさんへ対する私のイメージが変わってしまったのは、言うまでもありません。
親切なおじいさんと思っていたのに、これじゃただのエロエロオジジではありませんか。
もー、こうなったら早くお茶を飲んでしまって別れてしまわなくては...。
カフェでは、オジジ
がスコーンとティーを注文し、「アフタヌーンティー
だ!」と言って嬉しがっていました。
お茶をしている間も、まだ諦めきれない様子で、オジジは私にさっきの言葉を繰り返しておりました。
私は、もう苦笑いしながら、そんな気は全然ないからと再び断り、お茶とスコーンを頂いた後、外へ出てオジジにお礼を言って別れようとしました。
別れ際、このオジジは、私にまた会いたいと言ってきたのです。
その週の日曜日にオジジはニューヨークに発たなければならないので、土曜日に会って欲しいとのことでした。
私は、駄目だと思うと答えたのですが、オジジは来ても来なくてもジャパンセンターの前で待ってるからと私に言ってきました。
こうして、このオジジとやっと別れられ、無事KEに辿り着く事が出来たのです。
一応親切なおじいさんではありましたが、色んな意味で変なおじいさんだったと思います。
きっと、ジャパンセンターで待ち合わせをした彼女も、こんな感じでこのオジジに迫られ、会う気がないまま約束をし、この日すっぽかしたのではないでしょうか(私の推測)。
勿論、この週の土曜日、待ち合わせの場所へ行かなかったのは言うまでもありませんが...。