久しぶりの日本を満喫し、私は再びバンクーバーに戻りました。
空港では、Mちゃんが私の帰りを首を長くして待っててくれていました。
私のいない2週間の間に、彼女はバプテスマ(洗礼)を受けていました。
Mちゃんは、彼女が私と出会い、教会に通い始め、又教会の人達との交わり、そして色々な体験を通して、私達の罪の身代わりとなって十字架にかけられ黄泉に下り、三日目に蘇られたイエス様を救い主と信じ、心の真ん中に迎え入れたのでした。
私は、Mちゃんのバプテスマ式に参加できなかったのは残念でしたが、彼女が本当に神様の子供となったことを、とても嬉しく思いました。
そして、この前後辺りだったでしょうか、N子さんにフェリスという台湾出身の女性を紹介されたのは...。
彼女もまた留学生で、語学学校を終え、コンピュータの学校に行っていたと思います。
私達はすぐに仲良くなり、三人で会う機会も増え、彼女もまたイエス様の事をもっと知ろうと、教会は勿論のこと、アルファコースや私達と同じホームグループにも参加するようになっていました。
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さて、学校に戻ると、新しい顔ぶれ二人がいるのに気が付きました。
A子ちゃんとZちゃん(またまた名前が思い出せない)。
私が日本に立つ前には、既に男の子二人はそれぞれ日本に帰ってしまっており、学校には、私よりも何コか上のHさんがいただけでした。
なので、少し賑やかになって私はホッとしていました。
...が、しかしです。
モーリーンからあのヘンリーおじさんが、私の留守中に来た事を聞かされ、わたしはまた天から地へと引き落とされてしまったようでした。
そのことを話すモーリーンがまた嬉しそうなんのって...。
おじさんは、きっとシェアハウスに電話した時、ハウスの子から私が日本に帰ったと聞いて、それが本当かどうか確認しに来たのでしょう。
私は心の中で、「やっぱり来たかー!」と呟きました。
そして、モーリーン曰く、おじさんは動かなくなった翻訳機の事は、気にしなくても良いからと言っていたそうです(あたかも、私が又戻って来るかのごとくに)。
ということは、私がこの学校に戻っていることを知ったら、おじさんは、また絶対ここにやって来るに違いない
「あー、やだやだ!」
そう思うと、私は気が滅入って仕方がありませんでした。