こんな感じの物がネガには写ってました。ホントはこれよりももっと怖い顔だったと思いますが...。
これらのネガの存在に気付いてから、徐々に私の体に異変が起こり始めました。
喉と言うか、気管の辺りが痛くなり、とても体がだるくて仕方なくなってしまったのです。
最初は風邪だと思い、そのうち治るだろうと思っていたのですが、治るどころか、その症状は日毎にひどくなるばかりでした。
食事をするにも、肘をつき頭を片方の手で支えなければ、硬直してしまって、思うように食べ物を口に持っていく事が出来なくなってしまったのです。
空咳は出て喉は痛いは、首の付け根は緊張状態で肩や背中は凝りまくり、毎日疲れが抜けない日が続きました。
さすがに、これはおかしいと自分でも思うようになっていました。
だってこの症状が現れだしたのが、あのネガに気付いてからなのですから...。気付かなければ、このような状態にはなっていなかったかもしれません。
さて、夏休みになり、私は東北の実家に戻っていました。
しかし、体のだるさと風邪のような症状、それに体の硬直感(緊張状態)は、依然として治る気配がありませんでした。
それで、結核の可能性があるかもしれないから、お医者さんに診てもらった方がいいと母に促され、私もはっきりしたかったので、地元の個人病院に行く事にしました。
そして、一応お医者さんに診てもらい、胸部のレントゲンも撮ってもらったのですが、結果は至って健康、どこも悪いところがないという診断を受けました。
私は、「えー、こんなに体調不良なのにー」と思いましたが、結果は確かなものでした。
いよいよこれは、あのネガの霊症が私に現れているのだと確信したのです。
母にもとっくにネガは見せており、これまでの経緯も話していたので、母も私に同感してくれました。
母とネガを一緒に見た時に、十字架の部分が黒いサークルで覆われているのを見て、この霊はクリスチャンが相当憎いんじゃないか、と言う話になりました。
そう、何を隠そう、私はとりあえずなクリスチャン、そして母は、私も脱帽するほどの熱心なクリスチャンなのです。haha...
その夏休み以来、ネガに付いてきて、私にも憑いてしまった首吊り女性の霊に対する、追い出しが開始されました(といっても、お祈りですが...)。
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そんなこんなで、少しばかり症状は和らいだものの、体の硬直感とだるさは相変わらず残ったまま、翌年大学を卒業し、実家に戻り、地元の会社に就職した私でした。
その頃から、少しでも体の硬直感(凝り)をほぐすために、マッサージ師さんの所へ、母と共に通うようになっていました。
このマッサージ、全身をくまなく揉んでくれて、痛いんだけど気持ちが良かったのを覚えています。
しかしながら、体の硬直感とだるさは、なかなか私から抜けてはくれません。
そして、お盆休みの頃だったでしょうか。
ふと思ったのです。
ネガ(原因となる物)があるから、神様に祈っても、私に乗っかっている霊が出て行かないのではないだろうか...と。
母にそのことを言うと、未だにネガを持っていた事に呆れていましたが、すぐにそのネガを焼いた方が言いといってくれました。
それから即行で、現像されなかったネガの部分を全部切り取り、それらを庭の焚き火の中に入れて、「この憎しみで満ちた霊を私から追い出してください。二度と私に入ってくる事のありませんように...。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン」と神様に祈りながら焼きました。
母も私より力強く祈ってくれました。
それ以来、私の体が少しずつ楽になっていくのが分かりました。
ご飯も、肘を突いて片手で顔を押さえなくても、普通の体勢で食べれるようになりました。
体の硬直感(肩や背中の凝り)も殆どなくなり、マッサージ師さんの所に通わなくてもよくなったのです。
そうです。
霊が完全に私から去って行ってくれたのです。
これは、「神様感謝します」の一言に尽きる、私の忘れたくても忘れられない本当の出来事の一つとなりました。