私達の家には、毎晩のようにキッチンを訪れる訪問者がいます。彼らは夜行性らしく、夜しか入ってきません。たまに動きがスローなせいか、昼間まで家の中に居座っていることもしばしばです。
私は彼らをスラグシー(フィフィーフラワートッツに出てくるナメクジのキャラクター、ここ見て )と呼んでいるのですが、日本のナメクジに比べ、土が肥えているせいかどうか分かりませんが、異常に大きいのです。私は日本の小さいナメクジしか見たことがなかったので、ここまでナメクジが大きくなるものだとは知りませんでした。それで、初めのうちはギョッとしましたが、今ではもう慣れてしまいました。
しかしさすがに、キッチン中にスラグシーが充満している様子を、夜中に目の当たりにしてしまうと、慣れたなどと言っている場合ではなくなる訳で...。
キッチンの入り口から床にかけて、塩を撒いたりもしたのですが、効き目がありませんでした。
そこで、私達は彼らがライトが明るくついている間は、家の中に入ってこないことに目をつけ、ここしばらくの間キッチンとラウンジのライトをつけた状態にして、眠りにつく日が続いていました。
案の定、予想は的中。朝のキッチンには一匹もスラグシーが見当たりません。「ヤッター
スラグシーがキッチンから潜入してこなくなった。」とダディちゃんと二人で喜んでいました。
ところがです。先日、私がキッチンのゴミ箱のゴミがいっぱいになったので、ゴミ袋を取り出し処理しようとしたら、何とスラグシーがゴミ袋にしっかりとしがみついているではありませんか。そして、そのゴミ箱を置いている場所の横の壁にも、小さなベビちゃんスラグシーが、隠れるように身を潜めていたのです。
あー、また私達のスラグシーとの戦いが始まるのでしょうか...。