霜降りの体を赤身の肉に変身させるには | 肉食系男子の美容と発毛配信

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博多美人を生み出し続けたいスタイリスト「つばき」のふわふわ美容術.
また、抜け毛や薄毛に悩む方のための【本物】の情報発信をしていきますね。

皆様こんにちは。

私も、一年前にこの事実は知らずに、ダイエットを開始しました。

先ずは脂肪を落とそう!!と・・・食事制限したり、有酸素運動をしこたましたり

結果は脂肪は落ちたけど・・・

筋肉も落ちた・・・(-_-;)

みたいな結果に・・・

そこから筋トレして体を作ったわけなんですが、これってとても遠回りなやり方なんですね


どうせなら、シェイプアップとボディデザインは同時進行が効率がいいよね


そこで、脂肪と筋肉の関係を知っておく必要があります。


以下転載致しますので、読んでみてね


****************************【以下転載】****************************

■筋肉にも霜降りにもなる「サテライト細胞」の不思議

体を支える筋肉は、正式には「骨格筋」と呼ばれる。下のイラストのような紡錘形の姿をイメージする人が多いだろうけれど、実際はこれ以外にも、薄い膜状やリング状など、機能に合わせた様々な形がある。全身に約400個あり、総重量は体重の半分ぐらいだ。

筋肉の内部には、太さ数十マイクロメートルほどのごく細い線維がびっしり束になっている。この線維1本1本が「筋肉細胞」または「筋線維」と呼ばれる細胞で、長さは20cmを超えるものもある。普通、人間の細胞は数十μm程度のサイズなので、そうとう巨大な細胞だ。

細胞の中には、「筋原線維」というたんぱく質の糸があり、これが神経の指令でキュッと縮む。これが筋肉のパワーの源だ。筋肉細胞は、この収縮装置を収納する目的に特化した“器”といえる。

筋肉細胞には、サイズ以外にもうひとつ、際立った特徴がある。通常の細胞ならひとつしか持っていない「核」を、数百個も持っているのだ。

「筋肉細胞は、人間がまだお母さんのお腹の中にいるときに作られます」と後藤さん。「胎児の体ができていく過程で、筋芽細胞という細胞が融合して、細長い線維状になるのです。このときできた線維が、一生使われます。ただ、細胞は融合するけれど、核はバラバラのまま残るのですよ」。

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へー、細胞が寄り集まってできるのか。その名残は大人の体にも残っていて、筋肉細胞のまわりには筋芽細胞の末裔が5~10個ぐらいあるそうだ。

「サテライト細胞」と呼ばれるこれらの細胞が、実は、筋肉の運命を握るキーファクター。トレーニングなどで筋肉を鍛えると、刺激を受けた筋肉細胞は、もっと強い力を出せるようになろうとする。「するとサテライト細胞が筋肉細胞と融合します。それで筋肉細胞が太く、パワーアップするのです」。一方、なまけている筋肉では筋肉細胞は徐々に細くなり、核の数も減る。と同時に、サテライト細胞に驚くべき変化が起こる。なんと脂肪細胞になってしまうのだ。

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「サテライト細胞は、筋肉と脂肪細胞のどちらにでもなれるのです。ただ、脂肪になる方のスイッチは通常、抑えられている。でも、筋肉をほとんど動かさないと、そちらのスイッチがオンになってしまうのです」

こうなると、筋肉の内部に、脂肪細胞が点々と生まれることになる。見事にサシの入った霜降り筋肉の出来上がりだ。う~む、なんということか…。


■霜降りは解消できる

ただ、いいニュースもある。後藤さんによると、通常、サテライト細胞は増殖する能力がとても高いので、たとえ筋肉が一度霜降り化しても、再生は十分に可能なのだという。

「運動不足の筋肉細胞は細くなっていますが、消えてなくなることはない。動かしさえすれば、サテライト細胞の融合作用が再び始まります」

なるほど。つまり筋肉の運命は、自分次第でどうにでも変化するということか。決めるのはあなた。さて、どっちの道を選びますか?


北村昌陽(きたむら・まさひ)
健康・医療系のフリーランスライター。医療専門誌や健康情報誌の編集部に計17年在籍したのち独立。専門知識を生かした取材・執筆活動を続けている。著書『カラダの声をきく健康学』(岩波書店)。


(出典:日本経済新聞)