第40回防府読売マラソン完走記 | SPORTSへんろ道だより~あるおっさんランナーの日記~

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3年前から走り始めたおっさんランナー「えっちー」がランニングを中心にスポーツの現場を求めてうろうろする‥そんな「へんろ道」を巡る日記です。

それでは、「若手の登竜門」と言われ、陸上競技ファンのあこがれの大会の一つである第40回記念防府読売マラソンに参加し、何とか?完走できましたので、レポートをお届けします。

さて、この大会、一昨年までは制限時間3時間で、サブ3を目指すランナーのあこがれの大会だったのですが、昨年から制限時間が4時間に緩和されました。

このため、サブ3ランナーの方はけっこう不満があると思いますが、私のようなサブ3.5がやっとというランナーで、かつ陸上競技ファンである人間としては本当にありがたいのも事実です。

特に北海道マラソンや愛媛マラソン(マイナーですが)のように、制限時間4時間の若干シリアス大会の制限時間が延ばされてしまった現状では、このクラスの制限時間の大会の存在は重要です。

ただ、あえて言えば、制限時間3時間とか、3時間15分とか、3時間半とか、そんな大会がもう少しあってもいいんじゃないかとは思いますが、いかがなものでしょうか。


さて、全国中学校駅伝が終わってすぐさま2駅隣の防府駅へ移動、前日受付の後開会式乱入しました♪
こういうオフィシャルな大会の開会式は、一般的な市民マラソンの、誰も話を聞いていないようなだらだらした開会式と比べるとやはりいいですねニコニコ

SPORTSへんろ道だより~フルマラソン200分切りを目指すおっさんランナーの日記~-防府読売1
いろいろな方の挨拶の後、中国電力の坂口監督が陸連の男子マラソン部長として挨拶されてました。
高速化しているマラソンだが、そうでなくとも人の心を打つ走りというものがある、として昨年の大会で優勝した(今回の招待選手でもある)伊藤健太郎選手のことを話されていたはずです(記憶が若干あいまいですが)。

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開会式の最後に、招待選手とペースランナーが前にずらっと並んで挨拶していました。
これもなかなか壮観でした。

開会式後、同じ会場で「歓迎の夕べ」が開催されました。
大会申し込み時に会費としてプラス1000円を払った人が参加することができるというものです。

会場セッティング時のロビーでは、坂口監督や愛三工業の仙内監督(元ダイエーでしたね‥最初は「どこのおっさんだろう?」と思ってしまいましたあせる)がいろいろ話をしていたり、招待選手のアテネ五輪代表、ヱスビー食品の国近選手(地元山口の光高校出身です)が坂口監督に挨拶していたりする光景を間近に見ることができ、思わずわくわくしてしまいました。(直接お話しすることもできそうな感じでしたが、それはさすがに気がひけたのでしませんでした;)

「歓迎の夕べ」は、なんと円卓に席が用意されていました!しかも結婚式のように座席指定です音譜
昨年は立食だったそうですので、グレートアップされましたね。
料理はバイキングでしたが、席には小さなグラスワインワインが用意されており、またなんとビールビールも飲み放題ビックリマーク
料理は一見「足りないかな?」とも思いましたが、結果として十分な量がありました。
テーブルの席はどうやら申告タイムの近い方が同じテーブルになるよう振り分けられているようです。
両隣の方をはじめ、テーブルの方々と楽しく話ができて、大満足です。

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最後に招待選手で残っていた愛三工業の選手が司会の方にインタビューされる場面もありましたラブラブ


さて、いよいよレース当日。
天気は予報に反していい天気となりました。
風は冷たくそこそこ強いのですが、まずまずのコンディションといえるでしょう。

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このプレハブの建物は、招待選手の控え室ですあせる

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参加選手のいる県ごとに、こんな応援の幟(のぼり)もありました。
徳島県の幟は鳴門金時やすだちが描かれていてなかなか楽しめたのですが、香川県は至ってシンプル汗

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招待選手を応援する幟もありました。

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防府市は、今年の7月に大水害に見舞われました。
当初この大会の開催の是非も検討されたそうですが、全国から支援を受け、「ぜひ今の姿を見てほしい」と開催を決めたそうです。
水害で家を失ったままの方もまだまだおられるようですが、街は本当に水害の傷跡を感じられないまでになっていました。

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そんな防府市への応援書き込みのコーナーも設けられていました。
もちろん私もメッセージを書きましたよグッド!

さて、いよいよレースです!
実は、朝起きたとき、足がけっこう重く、また以前痛めたことのある左ひざ裏もちょっと痛かったので、正直あまりレースで快走できるとは思えない状況でした。
しかし、せっかくレベルの高いレースに出られる機会、あくまで自己ベスト狙いで行こう!と決意してスタートに臨みます。

スタートはゼッケン番号(=申告タイム?)順。
私は後ろのほうからのスタートになります。
そして12時02分、いよいよスタートのピストルが鳴りました!
スタート地点を通過するまでは20秒。
正直、もう少しかかるかも‥と思っていましたが、案外早めでしたね。
その後、競技場を出て一般道路に出るくらいまでは少し混みあってトップスピードは出せませんでしたが、すぐにスムーズに走れるようになりました。
やはりこれは大規模な市民マラソンには見られない魅力です。
(スタート前のトイレもそれほど混みあっていませんでしたし‥にひひ

レースは最初のうちはキロ4分45秒ペースで慎重に刻みます。
5km地点までは1kmごとに標識があったのですが、6km地点の表示がないので「あれ?」と思っていたところ、どうやら5km地点以降の標識は5kmごとということのようです。
しかし、路上には1kmごとに印がつけられているので、それを目安にしてペースを整えようとします。

さて、キロ4分40~45秒ペースを保って走り続けると、少しずつ前の走者を追い越すようになってきました。
若干向かい風になってきたことも影響しているようです。
どうしようか?と思いましたが、ペースを意図的に落とすのは性に合わないwので、そのままペースを維持することに。

17kmを過ぎると、風は追い風気味に。
そのうちに、折り返し点を過ぎた先頭のランナーが見えてきました。
向かい風でちょっと苦しそう。
「追い風なのにペースを落とすと、向かい風になってからガクンと落ちそうだな‥」と思い、ちょっと気合を入れ直します。

20kmを過ぎる頃から、「こんなんで最後までもつかな?もたないんじゃないかな?」と思う程度には足に疲れを感じ始めてきました。
中間点通過タイムは1時間39分16秒。このままのペースで最後まで行けば3時間20分切りですが‥?
そして22km地点で折り返し。
ペースが上下するようになってきました。まだ元気ですが、危ない兆候。

26km地点の給水を終え、跨線橋を越え大きく右に曲がると、風は追い風に。
しかし、ペースが上がらなくなってきました。
前を走っている女性ランナーに追いつきそうだったのが、なかなか追い越せず、次第にわずかながら離されはじめます。
(しかし女性ランナーは男性ランナーよりも圧倒的に「頑張れー!!」と声をかけられますね。うらやましい!?

そして31km地点で給水したとたん‥
足がガクン!と動かなくなりましたガーン
ペースが大きく落ち、何と一気にキロ6分ペースに。
それまでは、うまく行けばまだ自己ベストで走れるかも、と思っていましたし、悪くとも前回の福知山マラソンよりはいい記録で走れるだろう、と思っていましたが‥
一気に今まで追い越してきたランナーに次々と抜かれていきます。
足は前に動かしたいのに、どうにも思うように動かせません。

36km地点の給水後、「もう一度気合を入れ直して少しでも早く走ろう!」と思い、ストライドを大きくしようとしたら‥
今度は右足に痛みが!
「これでは無理できない‥」と、さらにペースダウンダウン
キロ7分近くかかってしまう有様です。

そして残り3km‥
このままでは3時間40分かかるかも、とも思いましたが、何とか残りわずかということで少しずつペースが上げられるようになってきました。
この頃から、少し雪雪の結晶が舞い始めてきます。寒いです。
しかし、競技場が近づき、元気が出てきました。
競技場に入り、懸命にラストスパート(と言えるようなスピードは出せませんが)して、何とかゴールフラッグ
タイムは3時間37分12秒。不本意ですが、これも受け入れなければならない結果です。

5kmごとの通過タイム・ラップタイムは以下のとおりです(1kmごとのラップタイムも()に示しました)

5km: 24.08 [23:48] (5.01-4.35-4.46-4.45-4.41)
10km: 47.28 [23.20] (×-9.25-4.40-×-9.15)
15km:1:10.54 [23.26] (4.39-4.39-4.44-4.38-4.46)
20km:1:34.19 [23.25] (4.40-4.42-4.44-4.38-4.41)
25km:1:57.43 [23.24] (4.31-4.39-4.31-4.58-4.45)
30km:2:22.02 [24.19] (4.42-4.49-4.51-4.57-5.00)
35km:2.50.58 [28.56] (4.57-6.03-5.45-5.58-6.13)
40km:3:23.55 [32.57] (5.55-6.50-6.45-6.57-6.30)
ゴール:3:37.12 [13.17] (6.15-7.02)

今回の大失速は、本来30km過ぎてから徐々に力を入れるべきところを20km手前から入れてしまった、ということでしょう。
それまではペースが落ちても自然に無理せず走らないと大失速は避けられない、ということでしょうね。
また、そもそも当日朝にちゃんと足が軽くなっているよう、うまくコンディショニングすることが何より大切です。
練習をしっかりやることはもちろんですが、それ以上にレースで持っている力を出せるようにしなくてはいけませんねしょぼん

走り終わるともう4時近く、寒さが身に滲みます。
うどんのサービスがあったので食べました。温まりましたね音譜
「もう少し頑張れたかも‥」という、ちょっと無念な気持ちと、伝統の大会に参加できた喜びと両方が混じり合う複雑な思いを抱きながら、電車電車に乗って防府市を後にしたのでした。