全国中学校駅伝レース展望(男子編) | SPORTSへんろ道だより~あるおっさんランナーの日記~

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3年前から走り始めたおっさんランナー「えっちー」がランニングを中心にスポーツの現場を求めてうろうろする‥そんな「へんろ道」を巡る日記です。

‥ということで、いよいよ間近に迫った全国中学校駅伝のレース展望。
先の女子編に引き続き、今度は男子編です音譜

さて、男子上位6名の3000mチームランキング上位校は、以下のとおりです。

1位:河東(福岡)9.03.55
2位:三原第五(広島)9.07.98
3位:麁玉(静岡)9.08.20
4位:吉岡(群馬)9.08.84
5位:富士見(埼玉)9.10.59
6位:大野原(香川)9.12.17
7位:我孫子(千葉)9.13.39
8位:山手(兵庫)9.14.85
<以下略>

男子も前回優勝の河東、準優勝の吉岡が今年も出場していますが、女子と違って前回メンバーが残っているのは河東が2人、吉岡が1人ですから、前回の実績はあまり当てにはなりません。
しかし、両チームとも6名の平均タイムが9分10秒を切っており、優勝候補であることは間違いないでしょう。
そして、この両校に匹敵する持ちタイムを有する三原第五と
麁玉(あらたま)も、両校と同格の優勝候補といえると思います。

ということで、この4校についてもう少し詳しく分析してみたいと思います。
例によって、
各チームごとにエントリーメンバーの3000mランキングの順位と記録を並べてみます。
(名前の後のかっこ内の数字は学年です。)

まずは昨年に引き続き連覇を狙う河東です。
1位:市田拓海(3) 8.43.70
3位:米田和広(2) 8.44.80
49位:黒瀬健斗(2) 9.10.07
59位:橋本龍介(3) 9.13.12
64位:安部勇気(3) 9.14.68
66位:松本 卓(2) 9.14.91
233位:西野敏輝(2) 9.42.21
255位:碓井修人(1) 9.45.36
269位:枌 純平(3) 9.48.31

ここは本当に強力ですね。
8分40秒台を誇る(昨年の優勝も経験した)絶対的なダブルエースの存在感は飛びぬけてます。
その他の選手も、9分10秒台という十分すぎる力を有しています。
もし不安材料があるとすれば、ランキング上位の6選手のうち一人でも欠ける事態になった場合のリザーブが心配、というくらいでしょうか。

続いて三原第五です。
6位:東 祐弥(3) 8.48.85
11位:下久保勇希(3) 8.57.58
13位:山重雅矢(3) 8.58.74
20位:田中 健(2) 9.01.47
75位:檜垣銀次郎(2) 9.16.0
254位:藤原大貴(2) 9.45.2
276位:峠 亮平(1) 9.49.73
348位:渡辺貴裕(2) 10.06.95
369位:紙谷淳樹(2) 10.14.33

ここもかなり強そうなチームです。
8分台の選手が3人に加え、9分1秒台の選手もいます。
問題は6人目の選手ですね。
他の選手でどれだけカバーできるか、ということでしょう。

今度は
麁玉です。
7位:野村将汰(3) 8.49.24
8位:山﨑尚人(3) 8.55.49
29位:中谷建太(2) 9.05.24
73位:鈴木翔磨(3) 9.15.65
106位:神谷 涼(3) 9.20.21
124位:足立幸大(2) 9.23.36
221位:鈴木智也(1) 9.40.45
222位:森島康太(3) 9.40.63
252位:瀧本真也(1) 9.45.04

ここも8分台が2人、6人目の選手も9分20秒台前半というかなりいい持ちタイムです。
県大会でも激戦の静岡県大会を2位に1分近い差をつけるという圧勝で制していますね。
昨年わずか10秒差で全国大会出場を逃した悔しさを晴れの舞台でどうぶつけるか、楽しみです。

そして前回準優勝校の吉岡です。
16位:星名利勝(3) 9.00.00
18位:篠原正樹(3) 9.01.00
27位:千明慧悟(3) 9.04.00
53位:奥泉大地(3) 9.12.00
57位:穂苅航希(3) 9.13.00
121位:荒木優麻(2) 9.23.00
169位:水上禎大(3) 9.33.00
169位:水上慎也(2) 9.33.00
196位:田中恒輔(2) 9.37.00

ここは8分台ランナーこそいませんが、平均的に力のあるランナーが揃っていますね。
県大会のタイムは今ひとつだったようですが、関東地区大会を制していますからあまり心配は要らないようです。

以上を比較すると、やはり前回優勝の河東が優勝候補の最右翼といえるでしょう。
しかし、その他の学校にも大いにチャンスはあると思われます。
故障や調整失敗を避けることができたチームが、より栄冠に近づくことになりそうです。


続いて香川・新潟両県代表についての分析です。

まず香川代表・大野原について。
ここは先ほどのチームランキングに挙げたとおり、6名平均タイムが9.12.17で堂々全国6位です。
昨年は32位に終わっていますが、そのときのメンバーが4人も残っています。
ではエントリーメンバーのランキングとタイムを見てみましょう。

18位:木山雄生(3) 9.01.0
22位:村田誠児(3) 9.02.0
46位:細川誠司(3) 9.10.0
101位:藤川卓也(3) 9.20.0
101位:大久保伸二(2) 9.20.0
101位:三谷竜也(3) 9.20.0
192位:国澤昇平(2) 9.36.0
325位:水本惠吾(1) 10.00.0
325位:木山 駿(1) 10.00.0

木山・村田・細川・三谷の4選手が昨年の出場者です。
特に木山・村田両選手は、順調に成長しているようで、他校のエースとも互角に戦える力は持っていると思います。
4選手以外のメンバーも力をつけ、藤川・大久保・国澤選手は県大会でもほぼ互角の内容で走っています。
県大会では今一つの内容だった村田選手ですが、その後の都道府県対抗男子駅伝選考会では3000mを9分18秒7で走破しており、徐々に調子は良くなっているようです。
一方、県大会では細川選手が走っておらず、その後の都道府県対抗男子駅伝選考会にも出場していませんので、細川選手が出場できるかどうか、また調子がどこまで回復しているかが上位進出への大きなカギを握っていると思います。

以上の状況から見ると、チームランキングどおりの力を発揮できるか否かは、各選手のコンディショニング次第ということが言えると思います。
うまく行けば入賞もあり得ると思いますし、少なくとも香川県代表の過去最高順位20位は何とか更新してほしいですね。

最後に新潟代表、十日町吉田です。
ここの3000mチームランキングは9.37.50、37位です。
エントリーメンバーのランキングとタイムは以下のとおりです。

147位:太田将史(3) 9.28.0
178位:尾身勇気(3) 9.34.0
187位:春日耀介(2) 9.35.0
203位:柳 暁人(2) 9.38.0
230位:酒井正善(3) 9.42.0
263位:柳 大地(2) 9.48.0
309位:宮崎大樹(1) 9.56.0
319位:吉澤 悟(3) 9.58.0
332位:吉澤拓真(3) 10.02.0

持ちタイムはあまり見るべきものがありませんが、それでは計り知れない力を持っていると思われるのがこのチーム。
県大会では最終6区で春日選手が32秒差をひっくり返して逆転優勝していますが、そのときの区間タイムは区間2位とは33秒差で、同じ距離(3km)を走った2~6区の中でも最速の9分38秒!
難コースである国営越後丘陵公園特設コースでこのタイムを出したとなると、3000m9分0~10秒台の力は十分持っているものと思われます。
その他の選手も、県大会の記録から考えると何人かは持ちタイムをかなり上回る力を有しているようです。
もしどんぴしゃとはまったら、昨年の新潟県代表・津南が出した12位に近い順位をマークする可能性も十分あるのではないでしょうか?

以上、いろいろ分析してみましたが、問題は天気ですね。
山口県の19日は雪模様の予報。風も強そうです。
コンディションづくりがさらに難しくなるため、もともとの力に加え、悪天候を乗り越えるだけの「強さ」を持っているチームが栄冠をつかめるのではないでしょうか。
とにかく、すべての選手・チームが持てる力を十分発揮できることを祈るばかりです。

それでは、土曜日は現地取材して、またこの場でレポートします!