さて、いよいよ明後日に迫った全国中学校駅伝のレース展望をしてみたいと思います。まずは女子から。
上位5名の1500mチームランキングはこんな感じです。
1位:稲美北(兵庫) 4.33.86
2位:大和(山口) 4.39.17
3位:蜂ヶ丘(京都) 4.39.93
4位:富士岡(静岡) 4.43.46
5位:埼玉栄(埼玉) 4.43.78
6位:坂(広島) 4.43.86
7位:河東(福岡) 4.46.03
8位:北辰(石川) 4.46.46
<以下略>
昨年の優勝チームである地元山口県代表の大和、準優勝チームである稲美北が今年も強いですね。
大和は昨年優勝メンバーのうち4人が、稲美北は5人全員が今年も残っているというのがすごいです。
また、昨年は久馬ツインズの綾部中に出場を阻まれた蜂ヶ岡も、近畿大会で稲美北を破って優勝しており、優勝の有力候補です。
名門富士岡などランキング4位以下のチームにも大いに優勝のチャンスはあると思いますが、順当ならこの強力な3チームの中から優勝チームが出てくるのではないでしょうか。
上位3チームをもう少し詳しく分析してみます。
そのため、各チームごとにエントリーメンバーの1500mランキングの順位と記録を並べてみることにします。
(名前の後のかっこ内の数字は学年です。)
まず稲美北です。
1位:横江理沙(3) 4.21.98
3位:福田有以(2) 4.26.73
5位:清政愛理(3) 4.30.30
46位:田中日菜(2) 4.42.49
67位:大達希望(1) 4.47.84
110位:久村由佳(2) 4.54.81
125位:岡本 茜(3) 4.56.25
312位:坪内えり奈(3) 5.34.5
ここは横江・福田・清政の3選手が強力です!
このうち1人を2km区間に回せるのは大きいと思います。
また、昨年メンバーの田中・岡本両選手に加えて、1年生の大達選手も戦力となりそうですね。
続いて大和。
6位:田中美帆(3) 4.30.80
24位:松下奈津美(3) 4.38.59
28位:松村朝美(3) 4.39.03
29位:植村友絵(2) 4.39.15
68位:末廣有希歩(2) 4.48.3
139位:久楽美沙(2) 4.57.74
141位:藤井祐希(1) 4.57.77
221位:吉村佳那子(2) 5.09.55
ここは昨年の優勝メンバー(田中・松村・植村・末廣)が健在。
そこに好タイムを出している松下選手が加わり、より強力なメンバー構成となりました。
さらに久楽選手も県大会で4区の区間賞を取っています。
そして蜂ヶ岡。
8位:廣田麻衣(3) 4.33.15
15位:吉川りつこ(2) 4.36.31
18位:竹今紗英(3) 4.37.14
57位:笹部葉菜(2) 4.46.33
60位:相井里香(1) 4.46.83
98位:廣田 茜(1) 4.53.39
137位:松下夏子(2) 4.57.41
231位:上田萌黄(3) 5.10.69
ここも廣田・吉川・竹今の3選手が強いですね。
県大会・近畿大会では吉川選手を3区に回しています。
また、笹部・相井の両選手は、近畿大会の2区・4区で区間賞を取り、稲美北を破る原動力となっています。
この3チームはいずれも甲乙つけ難く、優勝候補を更に絞り込むことはとてもできそうにありません。
最後に勝敗を分けるのは選手の体調管理・コンディショニングということになるかもしれませんね。
続いて、私が住んでいる香川、出身地の新潟両県の代表についてもちょっと分析してみます。
まず、香川代表の小豆島・池田から。
1500mのチームランキングは4.57.63で23位です。
エントリーメンバーの1500mランキングは以下のとおり。
48位:岡 桃香(3) 4.42.96
88位:佐々木かれん(2) 4.51.56
153位:大石牧奈(2) 4.58.7
182位:山田恵利(2) 5.02.7
241位:村上紗梨(1) 5.12.28
257位:東口聡子(1) 5.15.5
実はエントリーメンバーが6人しかいません。
しかしこのメンバー、ランキング以上の力を持っていると考えています。
特に東口選手は、県大会4区で区間新記録をマークしており、1500mで4分50秒台は楽に出せる力があります。
またエースの岡選手は昨年5区19位(10.42)で、今年も県大会で1区2位ながら1位と1秒差の区間新をマークし、昨年よりさらに力をつけているのは間違いありません。
入賞は難しいとしても、昨年(24位)を上回って10位台の前半くらいは行くのではないか、と考えています。
続いて、新潟代表の十日町についてです。
1500mのチームランキングは4.57.95、24位です。
エントリーメンバーの1500mランキングは以下のとおり。
35位:関口 悠(2) 4.40.1
41位:村山奈穂(3) 4.41.2
100位:滝沢すみれ(1) 4.53.8
256位:高橋花菜(2) 5.15.4
278位:石井育未(3) 5.19.3
301位:林沙耶子(3) 5.29.0
308位:柳 京花(3) 5.31.3
319位:池田朱里(1) 5.39.9
ここは関口・村山の強力なダブルエースの存在が大きいです。
二人とも都道府県対抗女子駅伝の新潟県代表に選出されていますね。
県大会でも、昨年・一昨年全国大会4位の燕中に対し1区で大きくリード、2~4区で逆転されても5区で再逆転して代表の座を勝ち取りました。
しかし、この2人の選手以外を見ると、1年生の滝沢選手もそこそこの力を持っていますが、その後の選手層が薄いのは否めません。
1、2区でなるべく上位をキープし、その勢いで3、4区を粘り強く辛抱し、順位をあまり落とさずに済ませられるかどうか。
それによって、5区でどれだけ再浮上できるかが決まる、ということでしょう。
さすがに入賞は難しいと思いますが、寒さも味方につけて何とか20位以内には入ってほしいですね。
ひとまず女子編はこれで終わりにします。
続いて男子編です!