何か頼み事をする時って誰しもあるだろう。
普通にお願いして快く引き受けてくれれば問題ないが、
毎度そうは行かない。
例えばナンパをするにしても、
「お茶行こう！」
と言って、
「いいよ」
と言ってくれることはまず少ない。
ではどうすればこちらのお願いをきいてもらえるか。
それは、相手にフォーカスすること。
または、若干要点をズラすこと。
「お茶行こう！」
っていうのは完全にこちら目線のお願いだから、
これを相手にフォーカスした言い方に変える。
例えば、
「喉かわいてるでしょ？軽くお茶でも飲んだほうがいいんじゃない？」
すると、あわよくばコレで行けることもある。
それでもダメなら、また言い方を変える。
今度は若干要点をズラす。
「てゆうか、ありがとうな、付き合ってくれて。いや～、良かった。ちょうど一人でカフェは寂しいと思ってたんだよね＾＾」
勝手にカフェ入ることを決定づける。
「いやいや、行くって言ってねーし＾＾」
というツッコミをもらいに行く。
これは、よく公衆トイレの張り紙なんかで見かけるテクニックで、
「トイレはきれいに使ってください」
と書くよりも、
「いつもきれいにお使いいただき、ありがとうございます」
と書くほうが、こちらも気持ちいいし、きれいに使おうと思うのだ。
こんな感じで、自分のして欲しいお願いをストレートにそのまま伝えるのではなく、
少し言い方を工夫すると、相手も喜んでやってくれるのである。
（参考書籍）
伝え方が９割
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伝え方が９割 ２
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