私はMr.Nobodyを観たいと思って数日前にGEOに行ったのさ。あったぜ!Mr.ノーバディ!
おや?…あんら?…
Mr.ノーバディ
原題:Nobody
制作:アメリカ(2021年)
ジャンル:アクション/サスペンス
監督:イリヤ・ナイシュラー
脚本:デレク・コルスタッド
キャスト:ボブ・オデンカーク、コニー・ニールセン、RZA、クリストファー・ロイド、アレクセイ・セレブリャコフ、and more…
Mr.ノーバディのざっくりあらすじ
大体おんなじ毎日、そいでまぁまぁそれなりOKだかどうだか知らないが、しがない毎日を送り続けるしがないおっさん(ボブ・オデンカーク)の家に、ある日男女二人組の強盗が押しかける。おっさんハッチは、強盗を仕留めるチャンスがあったもののこれを見逃し、終いには家族に呆れられてしまう。そんな理不尽な目に遭い続ける毎日にフラストレーションを募らせていたところに、通勤バスでチンピラの集団に遭遇し、遂におっさんの導火線に火がついてしまうのだった…
素敵スタイリッシュバイオレンスアクションスリラー『ミスター・ノーバディ』ではなく『Mr.ノーバディ』のネタバレありの感想/レビュー!
じゃねーよ!
おもてたんと違う!我はミスター・ノーバディを御所望なのであってMr.ノーバディではない!Mr.NobodyであってNobodyでもない!
なんてこった…やっちまったぜ…盛大に間違えちまった…なんておっちょこちょいなんだろう。かわいいなオレ
ってんなわけねーだろ!
シンプルにお近くのGEOにミスター・ノーバディ置いてなかったの。『ハッピー・デス・デイ』の続編も借りようかと思ったら置いてなかったの。だから、こっちの『Mr.ノーバディ』借りてきてみたの。
これを機に、真面目にサブスク加入を検討したのであった。おわりる。
じゃなくてやね。本作『Mr.ノーバディ』、なんだか『ジョン・ウィック』みたいだなぁって思ったら、脚本が同じデレク・コルスタットさんではないか!
そして冒頭から手錠を掛けられ取調室にいてるおっさんがカッコいい。どうやら本作の主人公のようだ。
そしてヌコ様が可愛い!
主人公であるハッチは、その導火線(堪忍袋の緒)に火が着いたことで、バス内のチンピラ集団を一掃してしまうどころか、ロシアンマフィアの集団と渡り合ってしまうほどに、実はヤベーおっさんなのであるが、その過去の正体はアルファベット3文字で著されるとある国家的組織の『会計士』であった。
つまりおそらく、CIAの殺し屋である。故に無茶苦茶強い!強い上に冷静。そして優しい。ヌコ様にも優しい。
おっさんの親父であるビッグダディ(クリストファー・ロイド)までもがヤンチャである。素敵な家族愛だ。ハッチとは異母兄弟であるハリー(RZA)までヤンチャ。こちらはスナイパーライフルをクールに放つヤンチャ具合。
Mr.ノーバディの総評
映画自体はハードボイルドでスタイリッシュな痛快バイオレンス・アクションであり、それ以上でも以下でもありません。大したメッセージ性もないので、頭空っぽの方が夢詰め込めるって感じで、何も考えずに観ることができます。音楽もハードボイルドさを演出していてクール!
勿論バイオレンスアクションであるため、痛い描写が苦手な人はお控えくださいという感じですが、このスタイリッシュさは一見の価値があるのではなかろうか。冴えないと思われていたオッサンが冴えまくっているというギャップもまたいい。ということで…
星3.5!