2022年1月17日(月)の今日のことば、です。
俵萌子のことば、です。
◆高み
最近はほどほどに、という風潮があるような気もします。
身の丈に合ったレベルを目指す、というのはある意味いいかもしれません。
ただ私は折角なら自分で手が届かないと思っているところまで目指してほしいと生徒たちには思っていますし、そう話をします。
身の丈にあった、という『身の丈』って現状ということなんだと思うのですが、その現状って、本当の能力なんでしょうか?
ついこの間入塾してくれた生徒で、まったく数学ができなかった生徒がいます。
確かにできませんでした。
でもまだ2週間程度ですが、中学数学で難しいと言われている証明問題がスラスラできるようになっています。
なにか特別なことをしたわけでもなく、私の教え方がそれほどうまいかどうかもわかりません。
でも本人が理解したいと思った気持ちがそうささせたと思うのです。
こういったまだ表れていない能力がいっぱいあるように思うのです。
それなのに身の丈にあったということばで将来を決めてもいいのかな、と思ってしまうのです。
それよりはまだ自分には可能性があると思って、高みを目指した方がいいんじゃないか、と思うのです。
◆本気
現状維持だと本気にならなくても達成できます。
現状を維持するのも大変な努力は必要だと思います。周りが努力すれば現状維持もできませんから。
どうせ努力するなら、まだまだ成長過程にある生徒たちはさらに高みを目指してほしいのです。
そうすることで、自分でも考えられない能力が表に出てくる可能性がいっぱいあるのですから。
私はそう信じます。
大人になってもまだまだ成長できることはあるはずです。
そのためには自分で自分の能力に蓋をせず、高みを目指して本気になることじゃないか、と思うのです。
生徒には今やっていること、考えていることが必ず大人になって役立つと思っています。
ベストワン宇治校は、生徒が高みを目指して自分の能力を無限に伸ばすことを応援し続けます。