2021年7月31日(土)の今日のことば、です。
菜根譚からのことば、です。
◆逆境を嘆くのではなく、チャンスだと考えてほしい。
人生生きていればいろんなことがあります。
自分が原因の逆境もあれば、避けられない逆境もあるでしょう。
他人が原因の逆境もあると思います。
この逆境をどういうふうにすごすかでそのあとが決まるように思います。
当然自分が原因の逆境なら、落ち込み、反省することはとても重要です。ただ、そこで終わってはダメです。
そこで終わると、何も残りません。そのつらい気持ちも何の役にも立ちません。
重要なことは猛省し、そのことを次にしっかりと活かすことなのです。
避けられない逆境や他人が原因の逆境もあるでしょう。
このときに他人を恨んだり、環境を嘆いたりしたくなるのは当然です。それは仕方ありません。
人間なのですから。
でも、他人を恨んでも、環境を嘆いても仕方ありません。
そんなことをしても何も変わらないのですから。
そのことを避けられなかったか、自分の準備や対応に不足はなかったか、必死に考えることです。
そうすれば次に活きるはずです。
逆境は自分を磨くチャンスなのです。
◆すべてのことをプラス思考で考えるクセを持とう。
よく言われることですよね。
なかなか難しいです。
感情のある生き物ですから。
意識することです。プラスに考えようと。
テストの点数が悪かった。
自分の勉強の仕方を変えるチャンス。
先生や上司に怒られた。
自分の行動を変えるチャンス。
といったように、なんでも考えようによってはプラスに考えられるはずです。
先ほどから何度も言っているように人間は感情のある生き物です。
だからどうしても感情が先走ります。
私はその傾向が非常に強い人間です。すぐにイラっとします。
でもそういう時って、あまりうまく行かないことが多いんですよね。。。
それよりも起こっていることを冷静に受け止め、冷静に分析し、対応を考えた方がいい。
チャンスがやってきたのですから。
これ以上の悪いことはないと考え、これからは浮上しかないのですから。
そう考えるといろいろなアイデアが出てきます。
新しいチャンスもやってきます。
上手くいかないにはそれなりの理由があるのです。
それを発見するチャンスもあるのです。
そうやって人は鍛えられるのだと思うのです。
最近は学校でも塾でも、大人になると社会でも、そんなに自分を鍛える機会を貰っていないように思います。
なんでも学校の先生や上司が決めてしまい、失敗させないようにしている。
このことが弱い人間を作ってしまっている部分もあると思うのですが。。。
私は関わった生徒が自分の逆境を通じて、強い大人になってほしい、心底そう願っています。
ベストワン宇治校は、強い人間に育つような関わり方をし続けます。