2021年02月22日(月)の今日のことば、です。
大坂なおみのことば、です。
先日の全豪オープンの優勝記者会見でのことば、です。
自分にプレッシャーをかけるよりも、一瞬一瞬に全力を尽くすというのは本当にそうありたいと思うことば、です。
どうしても先のことを人間は考えがちだと思います。特に私はそうです。
先を見て逆算することは大切だと思うのですが、それはブレブレに揺れるということではなく、信念を持って目指すべきものを考えるということであって、先のことに不安を感じたり、不満を感じることではないんですよね。。。
生徒に対しても同じようなことが言えるのだと思います。
将来の進路に不安ばかり抱いている生徒で、そこには信念もなく、ただ将来に対しての不安を語っている。。。
こういう生徒は実際は勉強をあまりしないんですよね。。。
『〇〇学校に行ける?』
『どうやったらいける?』
こんなことばかり聞いてきて、そのためには勉強時間をしっかりと取ることが必要なんだよ、と話をしてもぜんぜんそこには響きません。
情報があふれている中で、誰もがかなりの情報を持っている時代です。
その情報はいいものも悪いものもあるでしょう。不安を煽るものも少なくありません。
そんな情報を見たときでもしっかりと自分の信念があれば、情報を取捨選択できるはずなんです。
信念もなく、将来に不安ばかりを持っているので、情報に振り回され、今本当に自分がやるべきことが見えない、そんな状態なんだと思うのです。
大人の世界、特に企業でもそうではないでしょうか?
信念(=経営方針)のない会社は、毎年のように組織図を変え、商品を次から次に変更します。そういう会社をいくつか見てきました。
そうかと思うと、商品のコンセプトは芯があり、その芯に基づいた商品をブラッシュアップしている会社もあります。どちらの会社がうまくいっているかは明白だと思います。
人間も、会社も、社会も、全部同じなのかもしれません。
それはそうかもしれませんね、人間が作っているものですから。
その人間を教育している教育関係者がブレブレではよくないと思います。同じ人間なので、しんどいかもしれませんが、教育の隅っこにいる人間としてしっかりと自分の信念を持って、子どもたちに接していかなければならないと思っています。
関わった子どもたちが大人になった時にブレない人間、周りに左右されない人間、信念があるからこそ、将来の不安ではなく、全力で目の前のことを解決できる人間になってもらいたいですね。
ベストワン宇治校は、しっかりとした信念を持ち、その目標に向けて、目の前のことを全力でやり遂げる子どもたちを育てていきます。