確かにこうやって相手を納得させられるのが一番望ましいとは思うよ | 錆鼠熊のブログ

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自戒を込めて

この騒動のきっかけになった人物も、自分が連れて行った、象の保護に詳しい人間が客観的な見解を述べてくれたから納得したというのもあるかも知れんけど

これでもし、象の保護に詳しいという人間が、単なる自称「象の保護に詳しい」というだけの、「我こそ正義」な人物だったりしたらこうすんなりと話は終わってなかったかも知れんね

まあそういう意味では運が良かったのもあるにしても、生き物を保護するっていう発想自体がすでに人間の感覚によるものであって、実は不自然だったりする場合も往々にしてあるだろうから、美辞麗句の類は真に受けないようにしないとと俺は思ってるよ

はな子が置かれてる環境は、本来の象が住む環境とはかけ離れてて好ましいとは言い難いかも知れんけど、動物園に来た当時はそこまで理解が進んでなくて、しかもその後の動物園の経営体力等々の事情もあって、なるべく理想的な状態に近付けることが出来なかったのは悔やまれるところだとしても、当のはな子自身がその環境に慣れてしまっているなら、今更環境を急激に変化させるのはかえって苦痛になるっていうのも分かる気がする

象は小石すら避けようとするほど足の裏が敏感だそうだし、コンクリートの打ちっぱなしがあまり良くないとしても、いきなり土の地面に変えたりしたら怖がって歩くこともしなくなる可能性もありそうだ

相当高齢らしいし、あとはいかに安穏に余生を送らせてあげるかを考えるのが第一なのかねえ

ただ、今回のような意見を施設側に送ることそのものを「クレーム」とか「言いがかり」と断じてしまうのも、俺は違うと思う

今回はたまたま認識の違いがあっただけで、実際には虐待に当たる事例だってあるだろう。そういうのまで口出しを憚られるようになっちゃ駄目だと思うし、果たして虐待に当たるのか否かという微妙な事例についても意見が出ること自体は悪くないと思うね

それにこの事例だって、意見を述べた当人がわざわざ動物園まで出向いたことで、職員がどう象に接しているのか、職員が象の事をどう考えているのかを直接目の当たりに出来たことで、施設側としては出来うる限りの事をしようとしてるんだっていうのも分かったんだろうけど、その一方で中には表向きばかりを取り繕ってる悪質な施設だってあるかも知れんからそういうのを見抜くためにも疑問を感じることは大事だと思う

とは言え、最初から結論ありきで自分達の考えてる通りにやらなければ絶対に認めないっていう自称「自然の味方」みたいなのは困りものだというのも事実だとは思うけどね。それはまあそれで個別に対処していくしかないんじゃないかねえ










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