一昨日、知人であるYさんとその奥さんであるU子さんに会いました。
そこでU子さんがこんなことを言う。
「最近、電気代の節約術を知ったの」
その内容はこんな感じです。
エアコンはサーキュレーターで空気を循環させると冷房効率がアップして、設定温度を高くしても部屋を涼しくできる。
そしてエアコンのフィルターを月に2回掃除するだけで年に約990円節約できる。
冷蔵庫に物を詰め込みすぎない。そうすることで年に約1300円節約できる。
炊飯器の保温時間を短くする。
1日に7時間保温し、コンセントにさし込んだままの場合と、保温せずにコンセントからプラグを抜いた場合では年に約1200円の節約になる。
そのうえCO2の削減にも貢献できる。
U子さん「合計で約3500円の節約になるんよ。だからこれからは気をつけようと思ったの」
神崎「それはいいですね」
Yさん「3500円あれば、そこそこいいランチを食べることができる」
神崎「Yさんにとってそこそこいいランチとは何です?」
Yさん「やっぱりマクドやな」
神崎「Yさんは本当にマクドが好きですよね」
Yさん「マクドのない人生なんて俺には考えられん。ビッグマックやナゲットにポテトは昔から好きやった。でも最近ではエスプレッソフラッペが美味いんや。ビッグマックと一緒に飲むのが最高やで。人生には美味しいものを食べるという楽しみが必要やと思う。もちろんほかにも大事なことはたくさんあるけどな」
神崎「昔、ある知人がこんなことを教えてくれましたよ。人生における大切なこと。つまり人生における’バ・ビ・ブ・ベ・ボ’」
Yさん「人生における’バ・ビ・ブ・ベ・ボ’?」
神崎「ええ。バはバカにするな。ビは美容はほどほどに。ブはブルーな気分は吹き飛ばせ。ベは弁解ばかりするな。ボはボロボロになるまで働いてはいけない」
Yさん「なるほど……。確かにボロボロになるまで働くのは良くないな」
U子さん「うん、それに美容もやりすぎも良くないらしいよ。ほどほどがええっていうのもわかるわ」
Yさん「そう言えば、このあいだある夫婦に会ってな。結婚してまだ2年目らしい。その時、旦那のほうがこんなことを聞いてきたんや。『今日は何の日やと思います?』って。それで『結婚記念日かな?』って答えた。でも違ったんや。まさかの(2人で初めて映画を観た記念日)ってことやった。そのあと何を言えばええのか分からんかった」
U子さん「記念日を大事にするカップルは長続きするらしいで。その際、感謝の想いを言葉にするのがええらしい」
Yさん「俺はいつもU子に感謝の想いを言葉にしてるでぇ。そうやろ?」
U子さん「さて……そうやったかしら?」
Yさん「U子は素直やないなぁ。困ったもんやで」
神崎「Yさんなら感謝の想いを言葉にする時、最高に面白いジョークを添えてU子さんを楽しませてあげるんじゃないですか?」
Yさん「うん、そのとおりや。神崎は物分かりがええな」
U子さん「さすがにあんたのジョークにそこまでのおもろさがあるとは思えんよ。でもそれなりにおもろいとは思うけど」
Yさん「おいおい、こんなジョークを言われて、俺はどうすればええんや?」
神崎「天井に頭がぶつかるぐらい飛び上がったらどうです? Yさんの驚きようがそれで証明できると思います」
Yさん「よし、いっちょやるか……って、そんなことできるかぁ! あ、いま思い出したけど、人間大砲って知ってるか?」
神崎「人間大砲?」
Yさん「大砲の中に入れた人間を飛ばすんや。それでな、もうすぐ 淀川花火大会があるやろ」
神崎「ええ」
Yさん「密かに大砲を使って人間を飛ばすという計画があるらしいんや。花火大会の真っ最中にな」
神崎「そしてその大砲の中に入るのがYさんってわけですね? 花火の直撃を受けないことを祈っています」
Yさん「うん、祈ってくれ……ってちゃうちゃう、俺が大砲の中に入るわけないやろう。大砲の中に入るんは、熟練の技と鍛えられた肉体を持つ格闘家のような人物らしい」
神崎「パラシュートはつけるんですよね?」
Yさん「当たり前やないか。大砲によって夜空にぶっ放されたら、500メートルぐらいは吹っ飛ぶでぇ。パラシュートがなかったら一巻の終わりや」
神崎「そして大砲で飛ばされた人が着地するところはYさんの頭と予想していいんでしょうか?」
Yさん「うん、年に一度の花火大会やからな。俺の頭に着地することを許す……って何でやねん!」
神崎「Yさん、大砲人間の話なんて、子どもでも真に受けませんよ」
Yさん「やっぱり最初からわかってたか」
Yさんたちからお中元が届きました。
焼き菓子の詰め合わせです。
どれも美味しそう。
ありがとうございます。