昨日、知人であるM君に会いました。
そこでM君がこんなことを言う。
「実は俺……夏休みに和歌山へ行くんです。もちろん家族旅行ですよ」
神崎「それはN子(M君の奥さん)ちゃんとU子(M君の娘ちゃん)ちゃんも嬉しいんじゃないか?」
M君「ええ、2人とも喜んでます。それで和歌山に行ったらクエを食べたいと思ってるんです」
神崎「クエって高級魚だろ?」
M君「ええ、クエは和歌山県沿岸の沖合に生息してるんです。幻の魚って言われてますよね。だから食べれるかどうか……。値段が高いのも知ってますし。それでクエについてN子たちにあるダジャレを言いました。何かわかります?」
神崎「そうだなぁ……こう言ったんじゃないか? (和歌山に行ったらクエを食え)」
M君「やっぱりわかります?」
神崎「それぐらいしかないだろう」
M君「あ、あとN子が危険物取扱の資格を取りたいと言い始めたんです」
神崎「なんでまた?」
M君「俺が危険物みたいなものだからかもしれません」
神崎「何が危険なんだ?」
M君「俺はいつでも面白いジョークやギャグを言って人を笑かすことができる。バスやタクシーに乗って、俺が面白いジョークを言う。するとそれを聞いた運転手が大笑いしてしまう。その結果事故につながるかもしれません。俺の面白さが危険ってわけですよ。だからN子は危険物取扱の資格が欲しいと思ったのかもしれません」
神崎「こういう時なんだな。人が本当に困ったような顔をする時って……。今の俺はまさに困ったような顔をしてるだろ?」
M君「神崎さん、困ったような顔をしてる場合やありませんよ。盛大に笑ってください」
神崎「俺は自分のことを基本的にいい人間だと思ってる。でもそこまで博愛精神に溢れた人間になる自信はないよ。今ここで盛大に笑うには仏の心を持つ必要があるんじゃないか」
M君「神崎さん、俺はこういう時、何て言えばいいんです?」
神崎「(さすが切れ者。言うことが違いますね)って言ってくれたらいいよ」
M君「神崎さん、俺はこういう時、上手い返しができない人間なんですよ。このあと俺は何て言えばいいんです?」
神崎「こう言えばいいんだよ。(それを言うぐらいなら、口から泡を吹いてひっくり返るほうが簡単です)って」
M君「ジョークの応酬ですね」
そして最後にチャーハン好きのM君がチャーハンについてこんなことを教えてくれました。
(チャーハンをよく食べている都道府県ランキング)
1位が石川県 2位が三重県 3位が滋賀県
大阪は15位だった。
M君「日本で一番売れてる冷凍チャーハンを知ってます?」
神崎「いや」
M君「ニチレイフーズの(本格炒め炒飯)です。世界で一番売れてる冷凍炒飯としてギネスに認定されたんですよ。俺も食べたことがありますが美味しかったです」
M君はいつものM君でした。
そしてM君たちが和歌山旅行を楽しんできてくれたらいいなって思います。
2種のまぐろ丼
まぐろの赤身とたたきです。
どっちも美味しい。
また食べたいと思いました。