２日前、知人であるM君に会いました。
そこでM君がこんなことを言う。
「俺は小学生の時、遠足で山に行ったことがあります。そこでみんなとはぐれてしまったんですよ。１時間ぐらい１人で歩き回りました。このまま発見されずに終わるんやないかと思ったぐらいです」
神崎「その時Mは宇宙人に連れ去られたような表情を浮かべていたんじゃないか？」
M君「一体どんな表情なんです？」
神崎「どんな表情か、はっきりとはわからない。でもとんでもないことが起きたことだけはわかるだろ？」
M君「ええ、それはそうですね。あの時はほんまに怖かったですよ。俺はこの山で一生を終えるんやないかと思いましたから」
その後M君が最近の悩みを打ち明けてくる。
「このあいだ家族３人で行きつけの飲食店に行きました。そこでU子（１３歳であるM君の娘さん）がお店の人にかなりウケたんです。（U子ちゃんはほんまにおもろいなぁ）って店の人が言うんですよ。だから俺も負けじとおもろい話をしました。いえ、自分ではおもろいと思った話をしたんです。でもあまりウケなかった。それが悔しいんです」
神崎「まあ、そんなこともあるよ。これから頑張ってお店の人を大笑いさせるぐらいのジョークが言えるようになれたらいいんじゃないか」
M君「なれると思いますか？」
神崎「俺はMのことをこう考えてる。（つまらない男の皮をかぶったおもしろい男）」
M君「そんなことを言うてくれるのは神崎さんだけですよ。ほんまに嬉しいです。それに俺は最近おもろい例えも言えるようになりたいと思ってます」
神崎「頑張れば、いつかは面白い例えが言えるようになれるかもしれない。そういう男になれた暁には、こう言ってみたらどうだ？ （自分の特技は必殺のおもしろ例え術で笑いを取ることです）って」
M君「必殺のおもしろ例え術ですか。それはいいですね」
M君が今より面白い男になれたらいいんだけど。
自分は本気でそう思っています。
M君とは公園で話をしていました。
その時、M君の知人である８０代のY子さんという人が姿を見せたんです。
自分がY子さんに会うのは今回が初めて。
Y子さん「M君、奥さんとは上手くいってる？」
M君「ええ、何とか」
Y子さん「それは良かった。わたしは昨日おはぎを４つ食べたの。すると主人が（食べ過ぎや）って言うのよ。わたしからしたら４つぐらいどうってことがない。２０代の頃は１５個食べたことがあるんやから」
M君「それはだいぶ昔のことやないですか」
Y子さん「なに言うてるの。まだ１０年ぐらい前のことやで」
M君「神崎さん、こういう時は何て言えばいいと思います？」
神崎「こう言えばいいんじゃないか。（今のおとめチックなジョークに俺は戦慄を覚えましたよ）って」
Y子さん「おとめチックなジョークやなんて、ユニークなことを言うんやね。でもわたしって気持ちだけは若いつもり。魂は若いままなのよ」
神崎「それは素晴らしいと思います。それに清少納言と比べたら、A子さんはうら若き女性ですよね」
Y子さん「そうそう、清少納言と比べたら、わたしはうら若き女よ」
M君「清少納言と比べてどうするんです？」
Y子さんはパワフルなうえ楽しい人でした。
最後にM君が２０２３年に売れたコンビニデザートランキングを教えてくれました。
セブンイレブンの１位は男女共に「窯焼きシューとろ生カスタード」
ローソンの１位は男性が「大きなツインシュー」
女性は「バスチークリームのせ」
ファミリーマートは男性の１位が「生ドーナツカスタードホイップ」
女性の１位が「窯出しとけるプリン」
こういう売上ランキングはどうやって、そのデータを収集するのか？
こういうことらしいです。
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から揚げ弁当
本当に美味しいです。