5日前、知人であるYさんとその奥さんであるU子さんに会いました。
そこでYさんがこんなことを言う。
「俺の職場にやたらとお金が好きな人間がいるんや。ほんまにお金が大好きみたいで、ちょっとひいてしまうぐらいや」
神崎「そんなにお金が好きなんですか? まさか名刺交換をする際、名刺の代わりに小さく畳んだ1万円札を渡すタイプの人間とか?」
Yさん「うん、あの男ならやりかねん……って、そんなわけないやろう。でももしそうなら、何度でもあの男と名刺交換をしたいわ。でももしそんなことが起きたらどういう対応をしたらええと思う?」
神崎「こう言えばいいんじゃないですか。(あなたは福沢諭吉さんですか? 顔が全然似てないけど…)って」
Yさん「なるほど。あ、それと今年から1万円札の人物が変わるらしいで」
神崎「そうなんですか。それは知りませんでした」
Yさん「どうやら俺の顔になるらしい」
神崎「……ナイス・ジョークと言っておきます」
その後Yさんが孫娘であるN子ちゃん(8歳)についてこんなことを言う。
「N子は最近俺のジョークやギャグに笑ってくれるようになった。浪速のお笑い魂に目覚めたんやと思った。でも実際は違った。N子は気を遣って笑ってくれてるだけなんや」
神崎「8歳でそんな気遣いができるなんて素晴らしいじゃないですか」
Yさん「うん、俺もそう思う。N子はほんまに優しい子や。それが嬉しい」
神崎「でもN子ちゃんはまだ小さいです。だからYさんの本当の面白さを理解できないんですよ。でもいつかN子ちゃんはわかってくれると思います。おじいちゃんの本当の面白さを…。そのスベリ芸のような、何とも言いがたいおかしみのこもったジョークの数々に魂を震わせて笑える日が来ることを」
Yさん「早くそんな日が来てほしいもんやな。それにいつか仕事を辞めたら(子ども見守り隊)に入ろうかなって思ってる。(子ども見守り隊)って知ってるか?」
神崎「その文字が書かれた服を着ている人を見たことはありますよ」
Yさん「俺にはN子というかわいい孫娘がいる。だからいつかは(子ども見守り隊)に入ろうかなって…」
神崎「それはいいんじゃないですか。でもYさんの場合、着る服は(子ども見守り隊)という文字が書かれた物じゃない。(孫を笑わせ隊)という文字にしたほうがいいと思います」
Yさん「うん、確かにそれはそうやな……って何でやねん!」
その後U子さんがお好み焼きについてこんなことを教えてくれました。
「お好み焼きの美味しさはキャベツの切り方で決まる」
U子さんはそれをあるサイトを見て知ったそうです。
そのサイトにはこんなことが書いてあった。
お好み焼きは関西風、関東風、広島風と3種類に分けることができます。
関西風と関東風は生地に具材を混ぜ合わせる「混ぜ焼き」が特徴。
具材と生地が混ざりやすいよう、キャベツはみじん切りにするのが一般的。
関西風と関東風の一番の違いは生地の量。
関西風は生地が少ないのに対して、関東風は生地を多めに使います。
広島風は生地を薄く広げ、その上に具材をのせて焼く「重ね焼き」。
こちらは生地に具材を混ぜないため、ひっくり返すときに散らばらないよう、
キャベツは長めの千切りにするのが特徴です。
U子さんはこれまでいろんなお好み焼きを食べてきたらしい。
大阪、関東、そして広島。
どれにも違った美味しさがある。
そう言っています。
「いろんなお好み焼きを食べるのは楽しいで。いつも同じお好み焼きやとちょっと飽きるからね」
自分はいろんなお好み焼きを食べていない。
だからこれからはいろんなお好み焼きを食べようかなって思いました。
じゃんぼ総本店のお好み焼き
生地とキャベツのバランスがいい。
シンプルだけど本当に美味しいです。