昨日知人であるYさんとその奥さんであるU子さんに会いました。


そこでYさんがいきなりこんなことを言う。
「昨日ええ夢を見たんや」




神崎「まさか笑いの神様が現れて、面白いジョークを授けてくれた?」




Yさん「うん、そのとおりや…ってそんなわけないやろう。宝くじの1等が当たったんや。そして何故かテレビに出演して1等が当たったことについて、俺が楽しそうに話をしてる」




神崎「それはまた夢のような話ですね」




Yさん「そこで俺がどんなことを言うたかわかるか?」




神崎「そうですねぇ……。こんなことを言ったんじゃないですか?(当選金の半分を恵まれない子ども達に寄付します。もちろん感謝の言葉はいりません。人として当たり前のことをするだけですから)」




Yさん「まあそんなことは言わんかった。俺が言うたんはこうや。(まさか自分が1等に当選するなんて夢にも思いませんでした。自分はこれまで真面目に生きてきました。ひたむきに仕事をして、家族を大切にしてきました。楽をして生きたいなんて一度も思ったことがありません。だからそんな自分に神様が微笑んでくれたのかなって思うんです)」




神崎「するとそのあと誰かがこう言ったんじゃないですか? (嘘つけこの野郎! 楽をして生きたいと思わない人間が宝くじを買うか!)




Yさん「いやいや、いくら何でもそんなこと言われるわけないやろう。まあ、それにこれは夢の話やぞ」




神崎「真夏の夜の夢ってわけですね?」




Yさん「うん、そんなとこやと思う」






その後U子さんがこんなことを言います。
「あたしの知人に双子の男の子がいるんよ。双子やのに性格が全然違うらしい」




神崎「見た目は似ていても、性格はおもちと消しゴムぐらい違うってわけですね」




U子さん「うん、それぐらい違うみたい。その双子は9歳なんやけど、一方はよく喋るの。そしてもう一方はおとなしい。よく喋るほうはジョークやギャグを言うのが大好き」




神崎「大阪人のスピリットがその子の脳にインプットされてるんじゃないですか?」




U子さん「そうかもしれんね」









そんなU子さんは最近こんなことを知ったそうです。

「当たり前」のことをすることの大切さ。



どこの会社で働いているか、で人生の安泰が決まるんじゃない。
人として何ができるか、どのような人なのか、によって人生が決まる。

同じ仕事をするにしても、金額ではなく「この人と一緒に仕事をしたい」と思われることが大事。

特殊な技術があるに越したことはない。学歴もないよりあったほうがいい。
しかしそれら以上に大切なのが、人として信用されるか。
当たり前のことを当たり前にできるかどうか。


挨拶をする。
時間や約束を守る。
言ったことを実行する。
嘘をつかない。





当たり前のことができる人は信用される。





さらにU子さんはこうも言う。
「昔働いてた会社に遅刻魔がいたんよ。上司から注意を受けていたのに、改善しようとしなかった。それで結局はクビになったんよね。その人はいい大学を出て頭が良かった。でも傲慢な性格やった。仕事をする上で能力は大事やけど、人として当たり前のことができないのは、それだけでダメやと思う」





U子さんの話を聞いて、本当にそうだなって思いました。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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クリームが本当にいい。
フランスパンに合っていて、最高に美味しいです。