土曜日に知人のM君とその奥さんであるN子ちゃんに会いました。
M君たちは来月ひらかたパークへ行くそうです。
M君「U子がどうしても行きたいって言うんですよ。特にウォータースライダーが目当てなんです」
U子ちゃんはM君の娘です。
N子ちゃん「あと姉さんの家族も一緒に行くことになったんです」
神崎「確かお姉さんにも娘さんがいたんじゃなかったっけ?」
N子ちゃん「ええ、そうですよ。今年はA子、受験なんです」
A子ちゃんはお姉さんの娘さん。
M君「試験でスベるわけにはいかないけど、ウォータースライダーでスベるのは楽しいですからね。このことをN子に言ったら、N子はどんな返事をしたと思います?」
神崎「そうだなぁ……(スベるのはひらかたパークのウォータースライダーとMのジョークだけで十分)って言ったんじゃないか?」
N子ちゃん「さすがにそんなことは言いませんよ」
M君「N子はこう言ったんです。(あなたのジョークはウォータースライダー並みにスベるよね)って……。あんまりやと思いません?」
神崎「(ウォータースライダー以上)って言われなかっただけマシじゃないのか?」
M君「それはそうですね…って、そんなわけないでしょう。あ、今ひとつ思い出しました。俺は11歳の時、家族でプールに行ったんです。すると友達も来ていました。そしてその友達は俺と同じ海パンをはいてたんですよ」
神崎「まさか、その海パンを友達とお手々つないで買いに行ったとか?」
M君「そうそう、友達とお手々つないで買いに行ったんです…ってそんなわけないでしょう。そんな滑稽で恥ずかしいことはできません。でも昔のことをふと思い出すことってありますよね。5月にU子の学校で運動会がありました。その時は自分の徒競走のことを思い出したんです。これは恥ずかしいんですけど、最下位でした。そして俺の目の前を走っていたのは誰やったと思います?」
神崎「そんなのわかるわけないだろ。まさか恋のライバルだったとか?」
M君「いえ」
神崎「じゃあ、その年からペットも参加できるようになったため、誰かのペットであるエリマキトカゲだったとか?」
M君「そうそう、エリマキトカゲだったんです。俺はエリマキトカゲにも負けたんですよ…ってそんなことあるわけないでしょう。それにエリマキトカゲに負けたら何とも言いようのない空しさを感じます」
神崎「で、誰だったんだ?」
M君「クラスで一番勉強ができるやつです。徒競走でも負けるなんて思ってもいなかった。だから悔しかったんです」
その後N子ちゃんがこんなことを言う。
「このあいだお母さんにこんな話を聞きました。あたしのお母さんの知人が昔 ある女性歌手に会ったそうです」
神崎「ある女性歌手?」
N子ちゃん「ええ。80年代のことだから名前は忘れたそうです。そこは東京の飲食店でした。その知人は男性なんですけど、その歌手に(ファンです)って言ったんです。するとその歌手は笑顔を見せたあと両手で握手をしてくれた。そのうえ着ていた服にサインをしてくれたそうです。その上その知人が店を出る時にはわざわざ手を振ってくれた。この話を聞いて、その歌手はとてもいい人だって思いました。芸能人にもいい人と嫌な人がいると思います。でもファンになった芸能人がいい人やったら嬉しいですよね」
神崎「うん、その気持ちはわかるよ」
レストラン ヨコオのサンドイッチ
これはビーフカツと玉子焼きのカツでどっちも美味しい。
パンがしっとりしている。
本当に食べ応えのあるサンドイッチです。