知人のF君がこんなことを言ってくる。

「俺は二十歳の時、2歳年上の女性を好きになりました。そしてこくったんです。すると彼女は(ダンスの上手な男が好き)って言ったんですよ。それで俺はとんでもないことをしてしまったんです」




神崎「まさか……バレリーナの女装をして、白鳥の湖を軽やかに踊ったとか?」




F君「いくら何でもそんなことするわけないでしょう。ただダンス教室に通ったんです」




神崎「それのどこが、とんでもないことなんだよ?」




F君「俺にとってダンス教室に通うのはとんでもないことなんです。でもすぐにやめましたけどね」




神崎「何故?」




F君「自分にはダンスが向いてないと確信したからです」





結局F君はその女性とつき合うことはなかった。








その後F君がこんなことを言う。
「このあいだ居酒屋でフライドポテトを注文したんです。すると運ばれてくるのに時間がかかったんですよ。それであることを言ったんです。何て言うたと思います?」




神崎「(注文を受けてからジャガイモを植えに行ってたんですか?)って言ったわけじゃないよな?」




F君「ええ、実はそうなんです。そしたら店員の女の子がこう答えました。(ええ、そうですよ。お客さんには新鮮なジャガイモを食べてもらいたいんです)って……。まあ、これは冗談です。俺が言うたのはこうです。(フライドポテトにこれほど時間がかかるなんてどういうことです?)」




神崎「それだけ?」




F君「ええ。それで店員の女の子はこう答えました。(すみません、お客さん。時間がかかる時もあるんです) まあ、いたって普通の会話です」




神崎「俺なら(フライドポテトにこれほど時間がかかるなんてどういうことです?)と言った後にこの言葉をつけ足す。(10度揚げでもしてたんですか?)って」




F君「それはいいですね。でも10回も揚げたポテトを食べたいとは思いませんよ」







F君は注文してから料理が運ばれてくるのに30分以上かかるのはいかがなものかと言う。

もちろんこれはどういう料理か、ということも考慮に入れなければいけない。




F君はあるサイトでこんなアンケート結果を知ったそうです。

 

 


ファミリーレストランで待てる時間は何分?
オーダーから料理が出てくるまでの許容時間は10分~15分。




F君も10分~15分だと言っている。

 

 

 

 

 

 

 

自分は昔、あるレストランで30分以上待たされたことがある。

そして料理を運んでくれたウェイターにこのような冗談を言いました。

 

「シェフは月で調理をしてたんですか?」

 

 

 

 

するとウェイターがこう言います。

「遅くなって本当に申し訳ありません」

 

 

 

 

神崎「別にもういいですよ。ちょっと冗談を言っただけですから。別に嫌みを言うつもりじゃなかったんです」

 

 

 

 

 

たまにはレストランで待たされることもあると思う。

お店の人が「遅くなって本当に申し訳ありません」と言ってくれたから、自分はそれほど腹は立たなかった。

それに料理が本当に美味しかったんです。

待った甲斐があったと思いました。

 

 

 

 

 

 

 







話が変わります。





先日このようなことを知りました。



人間関係が豊かになるユーモアのセンスを磨く方法。





ユーモアのセンスと聞いたら、お笑いと結びつける人が多い。
でもユーモアのセンスというのは、面白いことを言う能力を指すわけじゃない。
面白いことを見つける能力。それがユーモアのセンスです。







「笑いほど人との距離を縮めるものはない」
これはある人の言葉。







ユーモアとは人の心を和ませるおかしみのこと。
ただ笑いをとるんじゃなく、そこには気遣いが必要になる。
相手を不快にさせる笑いや、下品な笑いはユーモアとは言えない。
自然に相手が笑ってしまうような心が和む笑いがユーモア。






ユーモアがある人の特徴。
それは柔軟に対応ができる。

すぐに決めつけてしまったり、こうでなければいけないと思ったりする。
すると相手を認めたり予期せぬ出来事に対応できなくなってしまう。
ユーモアがある人は頭が柔らかいから、相手の意見を素直に受け止めることができる。
そのうえコミュニケーションが円滑。
頭を柔らかくすることで相手を不快にさせないことや、相手を笑顔にすることができる。




ユーモアがある人は、ささいなことにも面白みを感じることができる。
日常の何気ないことも、見方を変えれば幸せや楽しみを見つけることができるもの。
物事を多方面から見る視野の広さを持っている。




そしてユーモア学というのもある。

それは海外で確立された学問のこと。
国際ユーモア学会の会員は世界で2000人ほど。
ユーモア学のみをしている人は少ない。
携わっている人は医療関係者が多いという。
医師や薬剤師など医療関係者は笑うことを健康のためと考えている。
そして免疫力をつけるための薬としても考えている。
1日20分笑うだけでガン予防の効果があるという研究データもある。
ストレスを貯めないためにも笑いは効果的。







この話を知ってなるほど、と思いました。






















ファミマのホイップメロンパン

メロンパンとクリームの相性が抜群。
本当に美味しいです。