知人のYさんとその奥さんであるU子さん。
そんな2人とこんな会話をしました。



Yさん「俺はコミュ力って大事やと思ってる」




神崎「Yさんはコミュ力が高いと思いますよ」




Yさん「このあいだ(コミュ力=外交的)って言うた人がおってな。でもそれは違うと思うんや。外交的っていうのは、興味や関心が外部の物事に向かうさまのことや。でもコミュ力、つまりコミュニケーション能力が高いというのは、相手にどれだけ上手く伝えるか…だけやなく、相手からどれだけ上手に情報を受け取るか…ということも必要。コミュ力が高いっていうのは、言葉のキャッチボールがちゃんとできるってことなんや」




神崎「つまりコミュニケーションというのは、頭の中にある考えや価値観、そして知識といったものを言葉に変え、相互にやりとりをするってことですよね」




Yさん「そうそう。あと目の動きや表情に声のトーン、そして身振りなども必要な時がある」




神崎「相手にわかりやすく、そして自分の言いたいことをちゃんと伝えなければ、コミュニケーションは成立しない」




Yさん「俺はコミュ力が高いんやけど、ジョークでスベる時があってな。でもそんな俺のジョークを常に面白いと言ってくれる部下が現れたんや」




神崎「新人ですね?」





Yさん「うん、そのとおり」




U子さん「あんたが上司やから、気を遣ってるだけでしょ?」




Yさん「そんなことはない。彼は本気でそう言うてくれるんや。それで俺は単純やから、おだてられるとすぐ木に登ってしまう」




神崎「え? 木に登るんですか。Yさんは通天閣に登るのかと思ってました」




Yさん「最高クラスの褒め言葉を言われたら、通天閣に登るかもしれん」




神崎「最高クラスの褒め言葉ってこんな感じですか? (Yさんは底力を遺憾なく発揮して絶妙なジョークを飛ばす中年の星)とか」




Yさん「うん、それはまさに最高クラスの褒め言葉や。でも職場にはいろんな人間がいる。俺のジョークをイマイチというやつもおってな。そしてそいつが俺の悪口を言うてることを知ってしまった」




神崎「まさか(爆笑率100パーセントのジョークを思いついたような顔で、失笑率100パーセントのジョークを言う男)なんて言われたわけじゃないですよね?」




Yさん「いくら何でもそんなこと言われるわけないやろう。ただそいつは俺のジョークにはあくびが出ると言うてたんや」




神崎「気にすることはありませんよ。Yさんのジョークには何とも言いがたいおかしみがあります。Yさんが絶好調の時はカワウソだって思わずにんまりしてひっくり返りますよ」




Yさん「そんなん言うてくれるんは神崎だけや」



 





あとU子さんがこんなことを教えてくれました。



高級な肉より安い肉のほうが体にいい。



高級な肉、つまり松阪牛などの牛肉は脂が多い。
同じもも肉でも松阪牛と安い国産牛では、松阪牛のほうが脂が多いそうです。

そして口に入れた途端、溶けてなくなるような高級肉より、安い肉の方が噛む回数が増え血流促進に効果的。
そのうえ唾液の分泌も増えるから歯周病菌を減らすことにつながる。




この話を聞いて、よく噛んで食べることは大事なんだと改めて思いました。












トマトソースのパスタ

トマトの風味がいいし、パスタとの相性も抜群。
本当に美味しいです。