知人のYさんがこんなことを言う。
「最近U子が疲れてるみたいや。ストレスも溜まってるようやしな」
神崎「なら奮発して、U子さんを高級ステーキ店に連れて行ってあげたらどうです? U子さんはステーキが好きでしょう」
Yさん「宝くじが当たったらな……。それでおもろいジョークで笑かそうと思ったんやけど、上手くいかへんかった。ジョークでスベると、俺までストレスを抱えることになる」
神崎「じゃあ、俺がこう言いましょう。(いいみかんを食べると、口の中で粒が弾けるって言いますよね。それと同じで、Yさんがジョークを言うと地球の中で笑いが弾ける。いつかそんな日が来ますよ)」
Yさん「生きてるあいだにそんな日が来てほしいもんや」
その後U子さんが顔を見せる。
神崎「大丈夫ですか? 疲れてるって聞いたんですけど」
U子さん「うん、大丈夫やで」
Yさん「そうそう、昨日『スクール・オブ・ロック』っていう映画を観たんやけどな。ほんまにおもろかった。まじで笑えたわ」
神崎「映画を観てるあいだ、甲高い笑いが吹き荒れてたんじゃないですか?」
Yさん「甲高い笑いやない。爽やかで春風のような紳士的な笑いや。この笑顔に若かりし頃のU子はメロメロになったんやでぇ」
U子さん「悪いけど、そんな記憶はまったくない」
Yさん「そうか、それは残念やな。なあ神崎、こういう時はどんなリアクションをしたらええと思う?」
神崎「そうですねぇ……口から泡を吹いてひっくり返ったらどうです?」
Yさん「そんな芸当ができるんなら、俺はとっくの昔にサーカスでスターになってる」
その後Yさんがこんなことを言いました。
(奥さんの地雷を踏んではいけない)そして(職場から帰宅した時にやってはいけないこと)
まず奥さんの地雷を踏まないために必要なのは思いやり。
奥さんと良好な関係を維持するために思いやりは欠かせない要素。
奥さんに対して思いやりを持てない男は、永遠に奥さんの地雷を踏み続ける。
それはどれだけお金を稼いでも同じこと。
幸せで充実した人生を送るために思いやりは欠かせない要素。
職場から帰宅した時にやってはいけないこと。
俺は仕事で疲れている、という思いを強くアピールすること。
そのように強くアピールすれば「お前のやってることは俺のやってることに比べたら大したことがない」といったふうに受け取られる。
そのうえ「お前が疲れていようがいまいが構わない。俺の疲れをとるほうが大事」といった考えさえあるんじゃないかと思われる。
それでは奥さんを思いやっていないのと同じ。
例えば奥さんも仕事をしていて、その職場で大変なことがあったと知る。
「それは大変だったな。疲れただろ。夕食はデリバリーにしようか?」
このように言えば、奥さんを思いやっていることが伝わるはず。
大事なのは相手の立場を思いやった共感。
Yさんはそれが大事だと言う。
この話を聞いて、確かにそうだなって思いました。
あとU子さんがこんなことを教えてくれました。
U子さんはよくブロッコリーを食べるらしい。
それで最近、鮮度のいいブロッコリーの見分け方を知ったそうです。
それは紫がかったものを選ぶこと。
U子さんは紫がかっているものは傷んでるんじゃないかと思っていた。
でも逆だった。
紫はアントシアニンの色。
だから栄養が豊富らしい。
ほかにもシャインマスカットは黄色いものを選ぶほうがいい。
甘さが違うそうです。
王将の餃子をテイクアウト。
肉と野菜のバランスが絶妙。
餃子はいつ食べても美味しいです。