石井道明の海外物販ニュース解説、2026年8月26日号をお届けします。

 

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■ 今日のニュース:世界が一斉に「少額輸入の優遇」をやめている

 

2026年、輸入物販をやっている方に必ず知っておいてほしいことがあります。

 

「少額輸入の免税・優遇を廃止する」動きが、世界規模で同時に起きているということです。

 

まず米国では、2025年8月にデミニミス特例(800ドル以下の輸入品を無税・無関税にする制度)が事実上廃止されました。Temu・Sheinなど中国系の安価ECが急速に台頭し、米国内の小売業者に打撃を与えているとして、撤廃が決定されたものです。

 

EUでも150ユーロ以下の少額小包に対する関税免除が見直され、定額関税の導入が進んでいます。

 

そして日本でも、2026年度税制改正方針として「0.6掛け特例の廃止」が打ち出されました(出典:stockcrew.co.jp税制改正解説記事)。現在の仕組みでは個人輸入の課税価格を海外小売価格の60%で計算でき、課税価格1万円以下(海外購入価格の目安:約1万6,666円以下)は実質免税でした。これが廃止されると、同じ商品に対してより多くの関税・消費税がかかるようになります。

 

さらに「通信販売で輸入される税抜1万円以下の物品」への消費税課税も予定されており、小ロット・少額発注に依存するビジネスモデルへの影響は避けられません。

 

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■ 石井の視点:「安く仕入れる」より「価値を作る」時代へ

 

私がこの変化を注視している理由は、物販の「コスト構造の前提」が根本から変わろうとしているからです。

 

この10年間、無在庫転売・少額仕入れ転売が伸びた背景には、「送料が安く、少額なら免税」という制度的な追い風がありました。その仕組みを活用してきたプラットフォームが急成長できたのも、この優遇制度があったからです。

 

米国・EU・日本が同時にこの優遇を廃止する流れは、「プラットフォームを通じた安価な少額輸入転売モデル」全体へのブレーキと見るべきです。

 

ただし確認しておきたいのは、「日本の施行時期はまだ未定」という点です。2026年度税制改正方針として打ち出されたものの、具体的な施行日は今後の法整備次第となっています。今すぐ仕入れが止まるわけではありません。しかし改正の方向は確定しています。動き出す準備は、今からするべきです。

 

私は26年間この業界を見てきましたが、制度変更の影響を正面から受けてしまう人の共通点は「準備が遅れていた」ということです。逆に言えば、今から対応を考え始めた人には十分な時間があります。

 

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■ 今すぐできること:3つの行動提案

 

**1. 主力商品の「税込み仕入れコスト」を試算しておく**

0.6掛け特例廃止後、関税・消費税をフルに計算した場合に仕入れ単価はいくらになるかを確認しましょう。現在の利益率で持ちこたえられるか、今のうちに把握しておくことが先決です。

 

**2. 「安さ」より「選ばれる理由」を作る方向にシフトする**

価格競争からではなく、独自商品・OEM・ニッチな専門性で差別化する物販への転換を考えるタイミングです。仕入れコストが上がっても価格転嫁できる商品力があれば、この変化は怖くありません。

 

**3. 複数の仕入れルートを確保する**

一つの少額仕入れルートに依存している場合、正規の輸入通関や国内卸との組み合わせも選択肢に入れておくと、制度変更へのリスク分散になります。

 

石井道明の物販・輸入ビジネス解説は毎日更新しています。

 

#石井道明 #物販 #輸入ビジネス #無在庫販売 #副業 #関税 #貿易 #越境EC #中国輸入石井道明の海外物販ニュース解説、2026年8月26日号をお届けします。


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■ 今日のニュース:世界が一斉に「少額輸入の優遇」をやめている


2026年、輸入物販をやっている方に必ず知っておいてほしいことがあります。


「少額輸入の免税・優遇を廃止する」動きが、世界規模で同時に起きているということです。


まず米国では、2025年8月にデミニミス特例(800ドル以下の輸入品を無税・無関税にする制度)が事実上廃止されました。Temu・Sheinなど中国系の安価ECが急速に台頭し、米国内の小売業者に打撃を与えているとして、撤廃が決定されたものです。


EUでも150ユーロ以下の少額小包に対する関税免除が見直され、定額関税の導入が進んでいます。


そして日本でも、2026年度税制改正方針として「0.6掛け特例の廃止」が打ち出されました(出典:stockcrew.co.jp税制改正解説記事)。現在の仕組みでは個人輸入の課税価格を海外小売価格の60%で計算でき、課税価格1万円以下(海外購入価格の目安:約1万6,666円以下)は実質免税でした。これが廃止されると、同じ商品に対してより多くの関税・消費税がかかるようになります。


さらに「通信販売で輸入される税抜1万円以下の物品」への消費税課税も予定されており、小ロット・少額発注に依存するビジネスモデルへの影響は避けられません。


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■ 石井の視点:「安く仕入れる」より「価値を作る」時代へ


私がこの変化を注視している理由は、物販の「コスト構造の前提」が根本から変わろうとしているからです。


この10年間、無在庫転売・少額仕入れ転売が伸びた背景には、「送料が安く、少額なら免税」という制度的な追い風がありました。その仕組みを活用してきたプラットフォームが急成長できたのも、この優遇制度があったからです。


米国・EU・日本が同時にこの優遇を廃止する流れは、「プラットフォームを通じた安価な少額輸入転売モデル」全体へのブレーキと見るべきです。


ただし確認しておきたいのは、「日本の施行時期はまだ未定」という点です。2026年度税制改正方針として打ち出されたものの、具体的な施行日は今後の法整備次第となっています。今すぐ仕入れが止まるわけではありません。しかし改正の方向は確定しています。動き出す準備は、今からするべきです。


私は26年間この業界を見てきましたが、制度変更の影響を正面から受けてしまう人の共通点は「準備が遅れていた」ということです。逆に言えば、今から対応を考え始めた人には十分な時間があります。


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■ 今すぐできること:3つの行動提案


**1. 主力商品の「税込み仕入れコスト」を試算しておく**
0.6掛け特例廃止後、関税・消費税をフルに計算した場合に仕入れ単価はいくらになるかを確認しましょう。現在の利益率で持ちこたえられるか、今のうちに把握しておくことが先決です。


**2. 「安さ」より「選ばれる理由」を作る方向にシフトする**
価格競争からではなく、独自商品・OEM・ニッチな専門性で差別化する物販への転換を考えるタイミングです。仕入れコストが上がっても価格転嫁できる商品力があれば、この変化は怖くありません。


**3. 複数の仕入れルートを確保する**
一つの少額仕入れルートに依存している場合、正規の輸入通関や国内卸との組み合わせも選択肢に入れておくと、制度変更へのリスク分散になります。


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